
宮崎 敏明 MIYAZAKI Toshiaki
教授、理事長兼学長
教育
- 担当科目 - 大学
- 担当科目 - 大学院
研究
- 研究分野
- 略歴
- 現在の研究課題
- 研究内容キーワード
- 所属学会
パーソナルデータ
- 趣味
- 子供時代の夢
- これからの目標
- 座右の銘
- 愛読書
- 学生へのメッセージ
- その他
主な研究
- ダイハード・センサネットワーク ~初期設定・メンテが不要で生き続ける~
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〇ピンチヒッターのセンサノードが自動的に活躍
観測者が欲するセンシング情報を取得するために、センサネットワークを構成する各センサノードが周囲の状況を勘案して自律的に自らの機能を変更すると共に、複数のセンサノード群が協調動作し、センサノードの一部が故障しても,他のセンサノードがその故障した機能を代替し、全体の機能が停止することなく与えられたミッションを達成する機構を実現する。
そのためには、従来のセンサネットワークに関する研究に加え、ダメージを受けたセンサノードの機能を近傍のセンサノードが肩代わりし、センサネットワーク全体として当初の目的を達成するように自律的に機能保全を行う必要がある。
これが実現できれば,初期設定や設置後のメンテナンスが一切不要になり、現場に複数のセンサノードを投げ込むだけで、いつまでも当初の機能を失わないセンサネットワークが現実のものとなる。
- デマンド・アドレッサブル・センサネットワーク: 要求駆動型大規模センサネットワークを目指して
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ユーザが発した抽象的なセンシング要求を解釈し、その要求を充たすセンシングデータを保有するセンサ群を発見し、それらセンサ群から取得したセンシングデータを、他のシステムが発する有益情報と共にネットワーク内でマッシュアップして、ユーザ端末に実時間表示可能とする広域センサネットワーク構築技術を確立します。センサネットワーク自体には、各センサノードが周囲の状況とユーザが発した要求を勘案し、動的に自らの役割を変更して所望のセンシングデータを積極的に取得するように自律動作する環境適応能力を実現します。
関連リンク
http://col1.u-aizu.ac.jp/dasn/
- 赤外線センサを用いた複数人の動線推定
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天井等に配置した複数の赤外線(人感)センサの情報のみから、室内の人数と、各人の移動軌跡を同時に推定します。
類似技術では、上記の同時推定は困難でした。
プライバシー保護や心理的な嫌悪感から、カメラなどを用いたシステムの導入が躊躇される場所でも、気軽に設置可能です。
博物館・商業施設等において、人の動線を考慮した展示物の最適配置のための情報提供が可能となります。