中止となった2022年度「オープンラボ秋ステージ」の代替としてウェブサイト上にて研究室紹介を行います。

Web版オープンラボ(研究室紹介)

コンピュータ・サイエンス部門

AI、機械学習、アプリケーション

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u-aizu.ac.jp/files/All-Posters2022JosephZhao-01.pdf

 この研究室では、以下のようなテーマで研究を行っています(下記以外も有り)。
1) ディープラーニングを用いた画像分類と自動メータ読取りへの応用
2) 深層学習によるマルチラベル分類と運転支援への応用
3) Generative neural networksとその欠陥検出への応用

 実験を通して、様々な機械学習ツールに慣れ、実践的な問題を解決する方法を知ることができます。

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趙 強福
教授

日本国内の複数の企業と共同研究を行っています。
ハイテク(ディープラーニングなど)とローテク(従来型な画像・信号処理手法など)の両方を組み合わせて、現実の問題を解決する方法を学びます。

コンピュータ・サイエンス部門

サイバーセキュリティ

 情報通信技術が発展して人々の生活が便利になる一方で、負の側面としてサイバー攻撃やサイバー犯罪の問題が浮上してきました。パソコンやスマートフォンが広く普及し、社会や生活のあらゆる場面で活用されている現在、その安全性を保ち安心して利用できるようにするセキュリティ技術がますます重要になっています。
 我々の研究室では、情報システムのセキュリティ対策に関する実践的な研究を行なっています。サイバー攻撃の検知、システムの欠陥やリスクの分析、擬似的な攻撃を利用したセキュリティ対策の検証方式などの技術を開発してきました。また、SNS等で発信される情報のリスク分析や、フィッシング詐欺への対策方法、オンラインプライバシーを保護する技術など、一般の人々がインターネットを利用する上での身近な問題にも取り組んでいます。

研究内容紹介ページ:
uoanlab.wordpress.com/

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中村 章人
教授

コンピュータ・サイエンス部門

認知科学
信号処理

 誰にでも "シグナル "という名の仲間がいる。それらは、私たちの生活の中で日常的に感じ取ることができます。
 音楽を聴くとき、それは耳で処理される1次元の信号です。漫画を読むときは、目で処理された2Dマトリックスの信号です。ゲームをするとき、3Dの世界でのキャラクターの動きは、基本的には音、映像、触覚などの混合信号システムによって、あなたの感覚につながっています。これらの信号は脳で処理され、開発者やアーティストが私たちに見せたいと思っている素晴らしい体験を構築します。

 私たちの研究室では、シグナルとそれがどのように機能しているかを非常に気にかけています。シグナルはセンシングの能力を超えて、物理的な世界で機械を操作したり、金融取引で利益を得たりするような行動だけでなく、仮想世界で、NPCのスマートな行動を作り出すことを助けることができるのです。


研究内容紹介ページ:
u-aizu.ac.jp/~xiangli/lcglab/index.html

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李 想
准教授

コンピュータ工学部門

エッジAIの研究と応用(計算機工学)

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 AIを現場(エッジ)で利用する取り組み(エッジAIと呼ぶ)が今後ますます増えていきます。例えば監視システムやロボットなどはその例です。AIを含めることで、こうしたものが高機能化されることが期待されます。
 私たちの研究室では、エッジAIの研究と応用に力を入れています。応用では、鳥獣害対策の一環として、クマやイノシシをAIで検出し、周りの人に周知するとともに、音や光で追い払う野生動物警報システムを研究しています。また、ロボットにAI機能を含めることで見回りや除雪などに役立たせようと思っています。
 こうしたシステムはバッテリーで動作するため、省エネルギーは最も重要な要素です。そのため、小型で低消費エネルギーなエッジAIデバイスの研究を行っています。


研究内容紹介ページ:
www-adl.u-aizu.ac.jp/researchtopics/

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齋藤 寛
教授

野生動物警報システムは、会津若松市、喜多方市、会津美里町で実証中です。ロボットは今後の課題です。今後も、地域課題解決に貢献できるよう研究を進めていくつもりです。

コンピュータ工学部門

動作感知、センシング技術
信号処理、機械学習、通信ネットワーク

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 我々生活のアナログ世界とインターネットのデジタル世界はもともと分けていた二つの世界になる。最近、インテリジェントセンシング技術より、アナログ世界とデジタル世界の境界線をますます乗り越えて、融合する傾向が著しくなってきた。当研究室では、さまざまなセンシング技術、およびセンサデータ融合手法を開発している。

研究室のH P:u-aizu.ac.jp/~leijing/

研究成果のデモ
1.指輪型装置WondeRing:
youtube.com/watch?v=MJhXZN6e5Ec

2.動作認識用センサノードWonderSense:
youtube.com/watch?v=Q-snwKPvtok

3.日常動作認識:
youtube.com/watch?v=sm42yMv9z0E&t=18s

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荊 雷
上級准教授

我々開発したデータグローブによって、人々は仮想世界に直接触れることができるのです。

コンピュータ工学部門

ゲームAI
人間らしいAI
機械学習

事例ベース推論
ビリーバビリティー



 AI(人工知能)はコンピュータの「脳」にあたります。通常、私たちはAIを賢いものにしようとします。例えば、スマートフォンの顔認識機能は眼鏡をかけていても認識できるように、ロボット掃除機には脱ぎ捨てた靴下を避けられるようにすることなどです。ところが、時には、賢いことが不都合を起こすこともあります。
 賢いAIは将棋やチェスで簡単に人間を倒してしまいますし、おかしな失敗をすることもありません。ゆえに、「賢いAIを作ること」だけがゴールではありません。私たちは様々なAIシステムをゲームを使って研究しています。
 ゲームは楽しいものである必要があり、そのために、私たちはどのようなAIが有能なチームメートになったり、面白い敵キャラになるのか理解する必要があります。
 私たちは、主に「現実感のある」(人間らしい)AIに重点を置いて研究しています。例として、サッカーや格闘のようなスポーツゲームでは様々な性質や癖を持つ多様な対戦相手が出てくることが望ましく、その時、ゲーム内のキャラがいかにもロボットのような動きをしないことが重要です。このような「現実感のある」キャラを作るには、人間の行動を学ぶ必要があります。まず、記録し、行動と共通点を分析します。これは難しい作業で、方法はゲームのジャンルによって変わります。
 現在、私たちは比較的単純なゲームである、テニス、格闘、そしてサッカーの研究をしています。特に、サッカーは個人プレイというよりチームの動きを理解する必要があるため興味深いです。
 ゲームはAIシステムを使った単純で楽しい実験環境を提供してくれます。一方で、私たちの研究結果はゲーム以外にも応用できると考えています。「楽しいAI」や「人間らしいAIシステム」には、教育や医療にも役立つ大きな可能性があります。AIを研究することで、私たちがなぜ「楽しい」とか「現実感がある」と感じるかが分かり、自分自身をもよりよく理解することができるのです。

研究内容紹介ページ:
mmozgovoy.dev/

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モズゴボイ マキシム
准教授

情報システム学部門

パターン認識
機械学習
人間とコンピュータの相互作用

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 私たちの研究室は、主に人間とコンピューターとの相互作用、パターン処理、および信号と画像の分析に基づく認識に焦点を当てています。パターン処理の研究の一環として、手書き文字認識、署名の検証、フォントの生成、人間の識別、人間の活動の認識など、多くの研究を行ってきました。パーキンソン病、ADHD、ASD障害など、さまざまな病気を自動検出するために、手書きやセンサーによる手の動きの研究を行っています。
 また、2Dカメラや手のジェスチャーを使って、コンピューターデバイスとの非接触インターフェースを作るための研究も行っています。

研究内容紹介ページ:
u-aizu.ac.jp/labs/is-pp/pplab/

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シン ジュンピル
教授

情報システム学部門

インタラクティブなネットワークマルチメディア
ゲームデザイン
ステレオグラフィー(三次元映像)
空間音響
モバイル・アンビアント・システム
(パブリックディスプレー上の個人管理)
LBE (位置情報エンターテイメント)

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 マルチモーダル インタラクションとは、視覚、触覚技術モダリティー、映像、音、触覚を取りこんだ総合メディアをいいます。
 コンピュータ芸術学講座のスペチル メディア グループは、3Dグラフィックス と パノラマイメージ、3Dサウンド、コンピュータミュージック、遠隔会議、デジタル印刷、ハイパーメディア、電子出版、携帯電話モバイルコンピューティング、XR(エクステンデッド・リアリティ): VR(仮想現実)、MR (複合現実)、& AR (拡張現実)などを含む高性能のマルチメディアインターフェイスに関する研究を行なっています。
 聴覚、視覚、3次元印刷、深部感覚インターフェイス開発に取り組んでいます。中でもネットワークインタフェースでリアルタイムでのアプリケーション開発に力を入れています。

研究内容紹介ページ:
u-aizu.ac.jp/~mcohen/

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コーエン マイケル
教授

情報システム学部門

生体医工学

  • 物理的、化学的原理や数学的手段を使い、各種生体情報を取得するための多様な手法と装置の開発
  • 理論モデリング、数値シミュレーション、データ マイニングを行い、各種疾患と様々な時間的および空間的要因間の統計的因果関係、相互作用の解明
  • 人工知能、IoT、ビッグデータ解析などの最新ICT成果を総合的に活用し、子宮から墓場までのライフサイクルをカバーできる健康促進プラットフォーム「SHIP」(Scalable Healthcare Integrated Platform)の構築
  • 「健康計測学」または「健康学」という新しい分野創成と人材育成

研究内容紹介ページ:
bitlab.u-aizu.ac.jp/

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陳 文西
教授

日常生活に影響せず何時でも何処でも自動的に各種生体情報をシームレスに計測し、総括的に解析し、人々の疾病予防と健康増進に役立つ

情報システム学部門

視覚に訴えるコンピュータ可視化
計算可視化学(Computer Visualization)

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 さまざまな種類のデータ、目で見てわかる視覚情報に変換し,人の情報の理解を助けるための技術,コンピュータ可視化学(コンピュータビジュアリゼーション)の研究を行なっています。昨今,我々を取り巻くデータは大規模化・複雑化の一途をたどっており、それを正しくそして十分に理解し決断を行うことは、現代を生きぬく上で重要なスキルです。そして,そのような決断は最終的に人によってなされるため、人が情報を理解するための効果的な手段が必要となります。
 我々の研究室では、このようなデータを、画像などの視覚情報に変換を通して可視化し、人が目で見て理解するための支援を行うコンピュータアルゴリズムの研究に取り組んでいます。特に我々は,データの規模や複雑さの度合いに影響を受けない、普遍的な数理モデルの構築を重視して研究を進めており、コンピュータグラフィックス(CG)技術を、視覚情報を生成する道具として最大限活用しています。またこの分野は,データそのものに内在する科学的知見への理解、特徴抽出のための統計学、学習理論に加えて、人にわかりやすく視覚情報を提供するため心理学や認知科学など、さまざまな関連分野の理解が必要になります。その意味で、可視化学自体は、さまざまな学問分野の専門家による共同作業を伴う、学際的な学問分野ととらえることができます。

研究内容紹介ページ:
u-aizu.ac.jp/~shigeo/research/index-j.html

デモビデオ:
youtube.com/user/TheTakLab

研究紹介ビデオ(2020版):
web-ext.u-aizu.ac.jp/~shigeo/research/project-video.html

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高橋 成雄
教授

情報システム学部門

ロボットとセンサのためのシステム基盤

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ロボットが自律的に動くためには、物体認識、自己位置推定、動作計画,制御、学習などの機能と、それを実現するコンピュータシステムの両者が必要になります。この課題を実現するために、私たちは以下の研究を行っています。

  • 対象ロボット:災害対応ロボット,サービスロボット(オフィスやビルディング)、産業用ロボット、農業用ロボット
  • 研究課題:3次元の物体認識と姿勢推定、ロボットの自己位置推定、動作計画と制御、シミュレータを活用したロボットソフトウェア開発、サイバーフィジカルシステム(3次元空間のモデル化)

研究内容紹介ページ:
sites.google.com/view/caist-arc-robot/

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成瀬 継太郎
教授

ゴールはロボットがスマートフォンのようなみじかなものにすることです。そのためには、複数のロボットとセンサをインターネットに接続し、それらのデータを共有して、協調して動くシステムが必要となります。私たちはその基盤技術を研究しています。

情報システム学部門

ビックデータとAI

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u-aizu.ac.jp/files/Lab-Intro-2022-IncheonPaik.pdf

1. 自動 AI - Deep Learning(DL)Serviceの生成
人工知能(AI)の画像認識、Signal/Speech認識、文書の認識などを構築するディープラーニング(DL)のサービスを自動的に構築することはとても大きい可能性意味がある未来の新たなビジネスモデルになろう。このために、セマンティックサービスコンピューティング技術を利用してDLサービスを自動的に合成する、また自動Deep Learning生成サービスの構築する研究をする。
2. ビックデータとDeep Learningの応用
本研究室では、色んなDeep Learning (DL) Architectures, 書の分類、オントロジーの生成、知能的なチャットボット、自然言語翻訳、Medical Healthcareなどの深層研究、また、状況認識、質問と答えシステム、チャットボットなどを構築し、改善する。

研究内容紹介ページ:
ebiz.u-aizu.ac.jp/

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白 寅天
教授

様々な人工知能システムの構築:翻訳、QA システム、医療、工場のシステムの監視など

情報システム学部門

深宇宙へのいざない
深宇宙探査理工学
月惑星探査アーカイブサイエンス
リモートセンシング
機械学習

 学生が教員と一緒に深宇宙探査ミッションに参加したり、月惑星探査アーカイブサイエンス(データサイエンスの一種)に取り組んで、課題解決型の研究開発を行います。ソフトウエア開発、データキュレーション、データ解析の研究を、リモートセンシングや機械学習などと組み合わせて日々行っています。

INTERVIEW_HIROHIDE DEMURA【FUKUSHIMA INDEX】
youtube.com/watch?v=rP53ZJEpGo4&list=PLNfX42QTjf-kaIGKW6sLtIUcDi4zDCypE&index=3

宇宙情報科学研究センター(ARC-Space)
u-aizu.ac.jp/research/introduction/arc-space/

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出村 裕英
教授

福島から一緒に宇宙を目指しましょう!福島製ロボットが月面で活躍する未来を夢見ています。

情報システム学部門

データ指向で月・火星・地球を知るための研究
(宇宙惑星情報科学)

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この他、院生2名, 学部4年生1名, 学部3年生4名の学生が在籍しています。

 月・火星・地球は太陽系の中で最もよく似ている天体と言えますが、違いもあります。海があり、生命が存在するのは地球だけです。火星も月も現在は砂漠のような環境です。それぞれの天体がかつて同じような場所で誕生した後、どのような進化を経て現在の姿になったのかに興味を持っています。
 これらの3つの天体については、多種多様で精密な観測データが膨大に蓄積されています。そのデータを活用し、天体それぞれの表層環境や内部構造を調べています。月や火星の探査データを解析したり、解析ツールを開発したり、データ可視化システムを作ったりしています。地球観測衛星のデータから、広域での地面の動きを検出し、活火山のモニタリングや防災につなげる研究もしています。

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小川 佳子
上級准教授

地球は私達が住む星、月と火星は最もご近所の星達です。でも、身近なはずなのに、まだわからないことがたくさんあります。月と火星の本当の姿とは?なぜ地球だけが生命溢れる星なのでしょう?「知りたい」と思う好奇心から始まる、月・火星・地球をデータから探る研究を一緒に進めてみませんか?

情報システム学部門

私達は音響研です
音(sound)と音響(audio)に関心があります

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学生プロジェクトの詳細

onkyo.u-aizu.ac.jp/#/Students

 私たち人間は普段からコミュニケーションを行うために音を用いているにもかかわらず、我々の音への理解はそう深くない。そのため、音についての研究を行うことで新しい技術が発見される機会は多く残されている。私たちが興味を持っている研究分野は以下の通りである:
-空間聴覚 (Spatial sound): スピーカーやヘッドホンを用いた空間的な音による情報伝達方法の模索を行う。
-応用音響心理学 (Applied psychoacoustics): ハードウェアはときどき脳の処理能力をも凌駕する。近超音波通信や低音増強などの新しいインタフェースを探求する。
-応用音声学 (Applied phonetics): 騒音が音声、多言語使用、調音、発音現象に与える影響について研究している。

研究室・研究内容の詳細についてはこちらをご覧ください
onkyo.u-aizu.ac.jp/

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ジュリアン ヴィジェガス
上級准教授

私達はヒトとコンピューターの間で情報をやり取りする手段として音に興味があります。私達の研究は機械学習の手法を用いることが多く、空間音響・応用音響心理学・応用音声学の分野に主眼を置いています。

情報システム学部門

惑星探査
惑星科学

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 月惑星表面に見えているクレーターや岩塊、溶岩流の跡など「形」あるものを月惑星探査データを利用して調べることに興味を持っています。その中でも最近は学生とともに、月周回衛星LROの画像から岩塊やクレーターなど機械学習を活用して検出してマッピングする研究や、そうした検出した「形あるもの」を将来の月着陸・走行探査の障害とみなして走行ルートを計画する研究を進めています。着陸探査の検討のために着陸前に探査機の撮った画像を解析することは私自身もよくお手伝いさせてもらっていますが、目視調査で行ってきました。しかし、そろそろ私の視力も限界を感じています。代わりの人材、否、代わりの方法として進めてきた検出方法は私の目視調査を上回って検出できるようになりました。もちろん誤検出も多くこの改善が我々の目下の目標です。

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本田 親寿
准教授

研究・開発の成果が将来の月惑星探査の一助となるよう学生とともに取り組んでいます。

文化研究センター

教養教育



 会津大学は、本学の学生がコンピュータの高度な知識と技術を身につけると同時に、心身共に健康で豊かな人間性を身につけた次代の担い手として巣立つことを期待しています。文化研究センターの人文、社会、体育、教職の各領域担当者9人は、本学の専門教育のより広範な背景をなす教育によって、本学の教育目的実現の一端を担っています。とくに「アカデミックスキル1 」では一年生に対して、大学で学ぶ上で必須の学習上のスキル(論理的思考、読み方・書き方のスキル)をセンター全教員で教えています。

u-aizu.ac.jp/fileslabs/ccrs/ol2022.pdf

苅間澤 勇人 教授
清野 正哉 上級准教授
中澤 謙 教授
網谷 祐一 上級准教授
池本 淳一 上級准教授
小暮 克夫 上級准教授
蛯名 正司 上級准教授
沖 和砂 准教授
小川 千里 上級准教授

語学研究センター

"CLR 音声学ラボ "の紹介ビデオ(音声学)
youtu.be/OR3LU6AgL-k



 会津大学言語研究センターは、1993年に設立され、特にコンピュータサイエンスやコンピュータエンジニアリングの分野で学習や仕事に必要な特定目的のための英語の研究を促進することを目的としています。
第二言語習得の研究に加え、CLRは常に発音と音声学の研究にも力を入れてきました。
 2006年に入社したイアン・ウィルソン教授は、山内一彰教授の協力を得て超音波診断装置の資金を獲得し、音声研究に特化した独立した研究室「CLR音声学・ラボ」を設立しました。これにより、音声学の研究を行う学生が大幅に増加しました。

 ウィルソン教授と山内教授の他に、金子教授とパーキンス教授が研究室に所属しています。ウィルソン教授の主な研究テーマは、音声生成と発音の第2言語習得です。
 実験音声学(調音音声学と音響音声学)が研究の基礎となっている。2000年以降は、発話中の舌を観察・測定するためのツールとして超音波を用いることを専門としている。
 山内教授は、会津弁のネイティブスピーカーであり、研究者でもあります。金子先生は、会津弁のほか、英語の発音や発話模倣・シャドーイングなどの研究をされています。パーキンス教授は、音調と音声の研究に力を入れており、アジア言語のフィールドワークを多く行っている。

 研究室の教授や学生についてもっと知りたい方は、研究室ホームページの「研究者紹介」にアクセスしてください。
詳しい研究内容や論文のダウンロードは、「研究内容」リンクからどうぞ。
メディアリンクから、当研究所に関する新聞記事、ニュースレポートをご覧いただけます。
このサイト全体は、英語と日本語の両方で見ることができます。

語学研究センター 音声学ラボ website:
clrlab1.u-aizu.ac.jp/index_j.html

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ウイルソン イアン
教授

この研究は、言語間(特に日本語と英語)の発音の違いについて、発音指導者や音声科学者に情報を提供するものです。

語学研究センター

音声学と音韻論



 私の主な研究対象は、世界中の言語のサウンドシステムです。
 異なる言語には異なるサウンドシステムがあり、それをネイティブスピーカーとして学ぶと、脳の構造が修正され、他の言語を学ぶのが難しくなります。
 私の研究室の学生は、日本人の英語学習者にとって、ある音(「l」や「r」、英語の母音)がなぜ聞き取りにくく、作りにくいのかに興味があるかもしれません。また、英語だけでなく、日本語を含む他の言語の音について興味のある学生も歓迎します。
 私の研究室の学生たちは、ソフトウェアを使って音声を分析したり、実験をしたりする方法を学びます。
 これらの実験は、リスニング(音声知覚)またはスピーキング(音声生成)に関するものです。
 Rプログラミング言語を使用して実験を実行したり、実験結果を分析するための統計を行ったりすることに興味のある学生は、特に歓迎します。
 最後に、私の特定の研究分野は言語のトーンについてです。それは中国語のような言語のピッチを使って単語を区別することです。

研究内容紹介ページ:
u-aizu.ac.jp/~jperkins/index.html

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パーキンズ ジェレミー
上級准教授