センサーネットワークを用いた携帯型イベント心電計
概要
〇背景
イベント心電計は、心臓が痛い等の自覚症状がある時に心電図を測定するための装置である。頻度の低い不整脈を発見したり、心疾患などの緊急時に用いることができる。従来のイベント心電計は、記録時間が短く、電話での伝送のため不便であった。例えば、心疾患の発作が起きた患者が自ら電話で心電図を送信できないという問題があった。
〇本技術の特徴
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- 従来の電話転送ではなく、センサーネットワークを用いて記録した心電図情報を瞬時に医療機関サーバへ送信するため、心疾患の緊急診断及び遠隔診断ができる。 |TAB|
- 記録時間は無制限でGPSデータの測定もできる。 |TAB|
- 低コスト、低消耗電力で無線端末にも接続できる。