本学学生が計測自動制御学会において計測自動制御学会優秀学生賞を受賞

　本年度、公益社団法人計測自動制御学会(略称SICE)(※1)による計測自動制御学会優秀学生賞が制定されました。この賞は、計測自動制御学会に関わる卒業研究で優秀である者に与えられます。本学では、大橋彩人さん(指導教員：成瀬継太郎教授) (※2)に計測自動制御学会優秀学生賞が授与され、令和４年３月22日、趙副学長より表彰されました。大橋さんの卒業論文タイトルは
Investigation of Pose Estimation Accuracy of Cylinder Based on Point Cloudsです。

<大橋さんのコメント>
この度は、計測自動制御学会優秀学生賞を受賞しまして、心から光栄に、また嬉しく思っております。思いがけない受賞に非常に驚いたと同時に、より一層研究活動に尽力しなければと身の引き締まる思いがしました。

受賞の対象となった本研究では、災害対応ロボットの分野において、円柱状の物体に対し様々な角度におけるロボットアームを自動制御させ把持させるのを目的に、角度ごとにおける円柱の姿勢推定の精度の調査を行いました。

研究を行うにあたって、同年ロボットに関する大きなイベントがあり、研究開始時期が一般的な学生と比べてやや遅いスタートとなりました。ですので、それを終えて以降、毎日研究室に来て研究に必要な知識や技術等を学んだり、成瀬教授に何度も面談していただいたりと忙しく、また物事に対する考え方の面で自身の成長を実感するような有意義のある日々を送っていました。研究を見ていただいた成瀬教授の指導なしでは受賞することのできなかった賞であると感じております。

この場をお借りして、日頃お世話になっている成瀬教授に感謝申し上げます。そ
して、受賞に関して手続き等進めてくださった関係者の方々、ありがとうござい
ました。この喜びを噛みしめて大学院でも研究活動の方、精進して参ります。

※1 公益社団法人計測自動制御学会(略称SICE)

※2 成瀬継太郎教授