2025年8月2日、小中学生に理工系分野のおもしろさを知ってもらおうと、エンジニア体験イベント「Engineers meet girls !!」(企画主体:株式会社EmEco/イベント詳細:https://note.com/emeco2024/n/n65a0517bcb2e)が開催され、会津大学女性活躍推進プログラムの一環として、本学企画推進本部の長井 香資子准教授が運営に参加しました。
イベントでは、4つの体験プログラム(入浴剤作り、飛行機作り、ロボット・自動運転車の操作)が用意され、普段は国内トップクラスのモノづくり企業で働く女性エンジニアが先生となり、子どもたちのモノづくり体験をサポートしました。
子どもたちは、手を動かし楽しみながら、分子の構造、飛行機が空を飛ぶ仕組み、車やロボットを動かす技術について学び、「好きだった化学がさらに好きになれました」「飛行機が飛ぶ仕組みが分かっておもしろかった」などの感想を寄せていました。
基調講演・対談では、トヨタ自動車の加古慈氏(LEXUS開発責任者を経て同社Executive Vice President)と株式会社EmEcoの清水季子氏(同社代表取締役社長)が登壇し、モノづくりのアート思考をテーマに、理工系分野の魅力を語り尽くしました。また、会場にいた保護者らに対し、子どものバイアスなき進路選択への理解についても訴求しました。
研究室見学では、会場となった名古屋大学の研究室を訪れ、女性研究者の解説のもと、植物のホルモンの発見やショウジョウバエの行動など、実験や観察の様子を見て回りました。
本学では、理工系分野における女性活躍の推進を図ることを目標に、今後もこうした活動への理解・支援に取り組んで参ります。