米Forbes誌「The world's 100 Most Powerful Women」（世界で最も影響力のある女性100人）選出の清水季子さんを迎え座談会が開かれました。

　2024年6月14日(金)、前日本銀行理事で「The world's 100 Most Powerful Women」(2023)に選出されている清水季子さんとの座談会「活躍する職業人の知見を、自らのキャリアに活かす」が本学で開かれました。

　清水さんは工学部ご出身で、長らく銀行でキャリアを築いてこられました。足許は、企業の社外取締役を務めながら、本学教員とのスタートアップの起業に向けた準備を行っており、各地の理工系の教育機関や企業を訪問するなど、精力的に活動されています。

　座談会には、職業人の高度な知見を自らのキャリア形成やキャリア教育支援に役立てようと学生や教職員らが参加しました。

　清水さんは、学生らの幅広いテーマの質問（「パワフルウーマンになるために何を心掛けどのように行動したらよいか？」「大学生のうちにどんな経験をしておくのが良いか？」「日本の出生率を高めるために必要なことは？」「女子学生の応募数を増やすために女子枠を設けることについて」など）に対し、各国の政策に触れたり、時には先行研究を織り交ぜたりしながら自らの見解を述べ、終始参加者を惹きつけました。座談会終了後、参加者からは「どれも興味深いお話ばかり。視座が高まった」といった感想が聞かれました。

　引き続き、本学では、学生らと理工系出身者や同分野で活躍する職業人とのタッチポイントの創出にも取り組んで参ります。