SA・TA・RAに従事する場合の情報の取扱いについて

学内の秘密情報や個人情報等の漏えいは、本学の信頼を失墜させる行為です。業務上知り得た秘密情報や個人情報等は、各人が十分に注意し、適正な情報管理を行ってください。
なお、漏えいの内容が重大である場合などには、学則や大学院学則に基づき処分が行われることもあります。

個人情報とは
個人情報とは、生存する個人に関する情報であって、氏名・生年月日その他の記述などにより特定の個人を識別することができるものをいいます。
業務などで個人情報を取り扱う者は、知り得た個人情報をみだりに第三者に知らせたり、不当な目的に使用したりすることなく、安全に管理することが法律により求められています。

(1) 情報の持ち出しについて

原則として、大学内からは秘密情報や個人情報は持ち出さないでください。やむを得ず情報を持ち出す必要が生じた場合には、必ず担当教員の許可を得てください。また、許可を得て持ち出した情報は、絶対に情報漏えいなどが生じないよう十分に注意して取り扱ってください。

(2) 電子メールにより、非公表の情報を大学外に送信する場合について

インターネットメールは、通信回線上で傍受することが技術的に可能です。また、誤送信により第三者に送信する恐れもありますので、パスワードを設定するなど保護対策をした上で送信してください。なお、パスワードは、送信したメールとは異なる手段で相手方に連絡してください。

(3) 大学外で利用するパソコンのセキュリティ対策について

大学外で利用するパソコンについても、ウィルス対策ソフトがインストールされていることを確認するとともにパターンファイルが最新の情報に更新されていることを確認してください。また、OS等の脆弱性が改善されるよう、最新の修正プログラムを適用してください。
さらに、秘密情報や個人情報等の関係者のみが閲覧すべき情報については、パスワードを設定した上で管理してください。

(4) ファイル交換ソフト(Winny等)について

最近の情報漏えい事件は、そのほとんどが、ファイル交換ソフトがインストールされたパソコンを使用し、それがコンピュータウィルスに感染したことによって発生しています。
ファイル交換ソフトがインストールされているパソコンでは、絶対に、学内の秘密情報や個人情報等を取り扱わないでください。