会津大学の国際交流
会津大学では、開学当初から国際化に取り組んでおり、アメリカ、中国、ニュージーランド、ロシアなど22カ国と地域の66大学等と交流協定等を結び、学生の海外留学や外国人留学生の受け入れ、教職員の学術研究交流を積極的に行っています。
会津大学キャンパス内外における外国人留学生との国際交流について
会津大学は海外から多くの外国人留学生を受け入れており、出身国・地域も中国、ベトナム、スリランカ、米国、ドイツなど多岐におよんでおります。学内においては、様々な国際交流イベント等が行われており、英語をはじめとした語学力や異文化理解力を高める良い機会となっています。さらに、本学の外国人留学生と日本人学生がバディ(相棒)となり、地元の小学校や高等学校などを訪問するなど、地域との国際交流も実施しております。
海外留学プログラムの概要
会津大学では、ICT分野の特色が活かされた多様な海外留学プログラムに参加することが可能です。まず初めのステップとして、アメリカ、ニュージーランド、中国の協定大学において授業聴講、短期インターンシップ、学生共同生活、ホームスティ体験などを通して専門知識や異文化理解を高める2~3週間の短期プログラムに参加することを推奨しています。また、学生自身のさらなる専門知識や技術力を高めるため、海外協定大学において、学生自ら研修内容(単位互換、研究、インターンシップ)を計画する中期プログラムを実施しています。
留学スケジュール
海外留学プログラムのすすめ、参加した学生の体験談
会津大学での海外留学プログラムに参加される際は、学生課国際係において、留学フェアや相談会の実施、大学及び日本学生支援機構の奨学金の紹介など充実したサポートを受けることができます。
大学で海外留学プログラムを検討される際には留学の目的、スケジュール、参加学生の体験談をご覧ください。
会津大学主催の留学の魅力
- 単位を認定
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- 短期
- 準備から出発・帰国までを授業の一環で行い、帰国後、課題等をこなし単位取得。
- 中期
- 海外の協定大学で修得した単位を会津大学の単位として認定。
- 費用の軽減
- 会津大学、日本学生支援機構、他団体による奨学金。
- 充実したサポート
- 渡航手続きからオリエンテーションまで会津大学と協定大学にてサポート。
- 休学する必要がない
- 春休みまたは各学期に合わせて実施し、単位互換も可能。
- 安全性
- 治安が良く、危機管理が整っている協定大学に留学。
留学プログラムの紹介
初めての留学に
短期留学プログラム
授業聴講をし、異文化の中でキャンパスライフ体験!
- アメリカ・インディアナ州 ローズハルマン工科大学
留学時期 | 3月(3週間) |
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目的 | 授業聴講・学生共同生活 |
滞在 | 学生寮 |
このプログラムではバディ制度を利用し、会津大生1~2人につき1人の現地学生がついて、オンもオフもサポートしてくれます。 初めて留学を経験する人も安心です。滞在は基本的に学生寮で、現地ルームメイトとの共同生活となります。現地学生とのショート・トリップも企画され、楽しいアクティビティもたくさんあります。
英語学校に通いながらホームステイ体験!
- ニュージーランド ハミルトン市 ワイカト大学
留学時期 | 2~3月(3週間) |
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目的 | 語学研修 |
滞在 | ホームステイ |
このプログラムの特徴は、ワイカト大学内に併設されているPathways Collegeという「大学入学へ向けて英語を学ぶための英語学校」に通いながら、ホームステイを体験すること。 同じ英語を学ぶ世界中の国の大学生と共に勉強します。ニュージーランドの家庭を体験し、異文化に触れながら英語力向上を目指します。
留学しながらインターンシップ体験!
- 中国・大連市 DNAプログラム
留学時期 | 3月(2週間) |
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派遣先 | 大連東軟信息学院・アルパイン株式会社 |
目的 | 授業聴講・中国語講座・インターンシップ |
滞在 | 学生寮 |
一番の特徴は留学しながらインターンシップ体験ができるという点です。中国の大学と日本の企業との共同企画で実現しました。将来のキャリアアップに役立ち、異文化交流をしながら、今後ビジネスシーンでますます需要が増してくる中国語も学べます。 会津大学で事前に中国語研修もあるので安心です。
海外の大学で単位を取りたい、研究してみたい、インターンシップしてみたい
中期留学プログラム
自分で研修内容を計画し自分で道を切り拓く、自己企画型の留学プログラムで、大学が手厚く支援しています。自由度が高い分、自己責任も伴いますが、大学が支援する留学の中では珍しいプログラムです。
目的 | 単位互換・研究・インターンシップ |
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留学期間 | 3カ月~最長1年可能 |
派遣先 | 協定校 |
会津大学協定校所在地
国際交流活動に参加した学生の体験談
学部3年(参加時)
木元 雄太さん
インド・マレーシア人学生とグループワークを行った際には、お互いの言語に関して理解を深め合い「なぜ日本語は昔と今で数の数え方が変わっているのですか?」と興味津々でした。
最も印象に残っていることは、将来に貪欲な学生が多かったことです。 マレーシアの女性はカメラを片手に「ジャーナリストになるのが夢」と語り、またインドの高校生も「成功のための秘密」というテーマの中で「innovation」「ambitious」と答えました。こういった高いマインドを持った人々と今後も切磋琢磨したいと心から思うことができた貴重な機会でした。
学部3年(参加時)
石塚 雄二さん
体験授業では日本語の起源の紹介や、動画を見てディスカッションを行ったりしました。このときには緊張もほぐれ、リラックスしてインド・マレーシアの学生達と共に楽しく学ぶことができました。
私はこのイベントを通じて様々な人と出会える楽しさを実感することができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
教職員の学術研究交流
会津大学の教員が海外の研究者と協力して行う共同研究が多く行われており、共同での成果物や論文の発表の場としての国際会議が会津大学で行われております。また、高度な職務に対応できる国際化人材育成の取り組みの一つとして、相互の大学職員の受け入れ派遣を実施しております。
パンフレットのダウンロード
会津大学の留学についてをパンフレットで詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。