第二十八番札所 高田
高田山 天王寺 十一面観世音観音堂のところに掲示された板によれば,天王寺は,元慶元年(877)のちの光孝天皇の皇子,観祐法師大徳の発願により建立されたとのこと.
御詠歌
むかしより たつともしらぬ てんのうじ
おくのほそみち とどろきのはし境内
以下の写真は,観音堂前にあるもので,改修の趣意が書かれたものだが,寺の由緒が書かれているので掲げた.天王寺寺の前に,病院があるが,その駐車場は,寺の所有とのこと.実際,以下の石柱は,病院の前にある.
観音堂の鰐口(わにぐち,観音堂の軒下にあって参拝するときに打ち鳴らす金属製の大きなカスタネットのようなもの)は,金婚式を記念として奉納されたものだった.巡礼道
高田観音は会津高田町の市街地にあるので経路には自由がきく.高田厚生病院の裏にあるので,まずは,高田厚生病院をめざすとよい.
大岩観音から仁王寺についてはここを参考にしてください.仁王寺を出て国道401号線にでる.国道を道なりに高田市街方向(東北方向)へ進む.この信号も直進する(交差する道の方が広いが).しばらく歩くと市街地に入る.龍興寺入口(番外浮身,したの写真参照)の看板が左手に見えたら,その次に右に曲がれる小道を右に曲がる(このあたり).すると高田厚生病院につきあたる.病院の駐車場を渡ると高田観音だ.仁王寺から徒歩1時間10分ほど.
以下の写真のあるところが「龍興寺入口」の看板である.
バスを利用する場合(「病院前」停留所から徒歩の場合) |
会津バスの「病院前」停留所を利用する.会津若松から一日40本(年貢町経由を含む)あるので計画が建てやすい.歩いて数分.
伊佐須美神社を出て,高田小学校前まで行く.そこを左折すると,国道401号線につきあたる(左手にセブンイレブン,右手に(福島の地銀である)東邦銀行がある).そこを右折し,しばらく歩くと龍興寺入口の看板が左手に見える.次に右に曲がれる小道を右に曲がる(このあたり).すると高田厚生病院につきあたる.御朱印
以下の案内にあるように観音堂内にて無人販売している.
巡礼記
平成十五年(第七日),平成十六年(第八日).住所
福島県大沼郡会津高田町字高田甲2968
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