第十一番札所 束原
流古山 万蔵寺 馬頭観世音束原観音は,会津三十三観音において,唯一,馬頭観世音が本尊である.
御詠歌
むかしより たがたてそめし ふるしきの
ひさしかるべき つかのはらかな境内の石仏
観音堂に向かって右側に石仏が下の写真のようにいくつある.右から二十三夜供養塔,古峯神社,馬頭観音,湯殿山,飯豊山,金毘羅山,巳待供養塔だ.上の石仏の内,右の5つを個々に撮ったもの.
上の石仏の内,左の2つ,金毘羅山と巳待供養塔.巳待供養塔は,七月十五日を確認でき,金毘羅山は,七月吉日,嘉永四辛亥年(1851年)と確認できる.
下の写真は観音堂に向かって左側にある石柱.
巡礼道
勝常寺を出て,勝常寺と本坊との間の小道を西に進む.このあたりまで来たら南へ進む.一度,国道49号線に出て宮古橋を渡る.渡り切ったたら,直ちに左に曲がり土手の上の道を進む.つきあたりまで進んだら,左に進み,再び橋を渡る.しばらく進み,このあたりで束原部落に入る.250m位進むと左手に束原観音堂がある.徒歩50分.
村田停留所は,会津若松と会津坂下(ばんげ)を結ぶバス路線の停留所で,会津若松と会津坂下との堺の坂下側にある.会津若松から乗車した場合には,宮古橋を渡り切った後におけるはじめてのバス停留所である.なお,会津若松から会津坂下へのバスは30分程ごとに出ているので便利だ.停留所からは,宮古橋方面に歩き,橋の手前で,右に曲がり土手を進む.後は,上を参照のこと.束原観音まで徒歩30分.
御朱印
近所の壇家様から頂くことができる.但し,御朱印の案内等がないので,近所で聞く必要がある. 巡礼記
平成十五年(第四日),平成十六年(第四日).住所
福島県河沼郡会津坂下町束原字東 1516
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