第十番札所 勝常
瑠璃光山 勝常寺 十一面観世音勝常寺は,会津において国宝を安置する2つの寺のうちの一つである.国宝を安置するためか,観音堂は,要塞のようになっている.ちなみに,もう一つの寺は,浮身番外のある会津高田町の龍興寺である.勝常寺は,大同二年 (807)または弘仁元年(810)の徳一上人の開基である.参考として文献[8-10]をあげておく.
御詠歌
いくだびも あゆみをはこぶ しょうじょうじ
うまれあいづの なかのみほとけ境内
左:勝常寺入口,中:本堂,右:解説板.巡礼道
大光寺(遠田観音)を出て,山王橋を渡る.道が右に曲がり終ったら左手のあぜ道(小道)に入り南に進む.分かりづらいがモダンな家のあるここから再び南にあぜ道を進む.つきあたりの左手に勝常寺がある.徒歩1時間.御朱印
売店があるので,そこで御朱印を頂くことができる.冬場は売店が閉じているので,本坊にて常勝寺の御住職から,御朱印を頂くことができる.また,国宝である薬師如来の御朱印も頂くことができる.
巡礼記
平成十五年(第四日),平成十六年(第三日).住所
福島県河沼郡湯川村勝常字代舞 1764
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