2020年11月12日
10月21日(水)、「グローバル・ラウンジ(GL)」の活動として、オンライン[Zoom]でのインターナショナルトークを開催し、日本人学生や留学生、教職員等50名が参加しました。
カウストフ ヴィクトルさん(博士3年)とミハイロア ヴェロニカ(修士2年)さんが、出身国のベラルーシの文化や著名人、食べ物等について、英語で紹介しました。
前半の歴史や文化等については、ヴェロニカさんが話をしてくれました。
ベラルーシは6つの地域に分かれていて、人口は約1,000万人です。国旗の左部分の模様(Rushnyk)は、伝統的な洋服によく使われているとのことです。
ベラルーシは森が多く、高い山がなく、高いところでも345mしかないということです。ベラルーシの森はUNESCO世界遺産に登録され、森の中に住むヨーロッパバイソンはとても有名で、ホッケーチームのキャラクターにも使われています。
食べ物は、ジャガイモを使った料理が多く、ドラニキ(Dranik)が有名ですが、ボルシチもよく知られている料理です。また、建築物では、ヴェロニカさんが好きだという国立図書館や、お城が紹介されました。
後半は、ベラルーシの民主化と自由について、ビクトールさんが話をしてくれました。
ロシア崩壊後、1991年にベラルーシは独立を宣言しました。そして、今年8月に行われた大統領選挙の問題等についても説明してくれました。参加した方々からは、ベラルーシだけでなく、同じような問題に直面している国があるとの声がありました。
ヴィクトルさんとヴェロニカさんの話で、ベラルーシの歴史や文化だけでなく、現在直面している問題についても知ることができました。また、様々な質疑応答を通してより深くベラルーシを知ることができ、異文化理解のためには、現状を知ることも大切だと感じました。
次回のインターナショナルトークは、11月18日(水)に「バングラデシュの魅力について学ぼう」をオンライン「Zoom」で開催する予定です。お楽しみに!