2013年02月28日

会津大学が国際交流の重点校と位置付ける米国のローズハルマン工科大学(RHIT)からJulia Williams教授が来学し、 同校の特色ある人材育成の取り組みについて講演を行いました。
工学系学部教育において14年連続で全米第1位(※)にランクするRHITは「工学・数学・科学おける世界一の学部教育」を ミッションに掲げ、個を重視した教育に取り組んでいます。Williams教授は「グローバル人材育成のための先導的な 教育支援」という演題で講演し、同大が実施する指導力向上プログラム、産学連携プロジェクト、キャリア形成、学習 支援活動などを紹介しました。学生の人間教育に力を注ぎ、学生主体の実践活動をサポートする全学的な体制によって、 各業界のリーダーとなる人材を輩出してきた同大の取り組みは、会津大学でも今後の参考となるものです。参加した 教職員からも数々の質問があり、活発な意見交換が行われました。
なお、3月には春休みを利用した会津大生の海外短期研修がRHITで実施されるなど、同大との交流は学生の国際理解や 語学力向上の機会となっています。


講演の様子(左)、角山学長を表敬訪問(右)

※ US News & World Report誌の大学ランキング「Best Undergraduate Engineering Program」による