2012年08月01日

会津大学はベトナム国家大学ハノイ・工業技術大学(Nguyen Ngoc Binh学長)及びホーチミン市国際大学 (Ho Thanh Phong学長)と一般協定を締結し、ベトナム国内の大学との協定は6校になりました。

6月にベトナムを視察した角山茂章学長は、27日(水)にハノイ・工業技術大学を訪問。同大との共同研究を行う Anh Tuan Pham上級准教授(コンピュータ通信学講座)らと共に、今後の学生交流の促進等について意見を交わし、 大学間で協力していくことに合意しました。

また、29日(金)にはホーチミン市国際大学を訪れ、交流内容の協議を行いました。同大の中でも医療機器の 研究開発は世界の関心が高く、会津大学とは生体情報の計測処理、可視化など医学・医療と情報科学の複合分野の 研究を行うCAIST/ARC-Medical(※1)のTuan Duc Pham教授を中心に、 バイオメディカル工学の分野で研究交流を進めていくことになりました。

新たに協定を締結したベトナム国家大学は、ベトナム政府直轄の総合大学です。同大学はベトナムの工業化と近代化に 必要となる確かな知識を持つ人材の輩出を使命としており、高いレベルの教育と研究が行われています。

今後、お互いの大学の特色を活かした学生交流及び研究交流を推進していきます。

※1 CAIST/ARC-Medical
先端情報科学研究センター/医学・医療クラスター
医学・医療と情報科学の関連する分野で先進的な研究を行う。画像、信号処理技術を応用した精巧な医療機器の開発など、 医学・医療の発展にコンピュータの側面から貢献する。