<最終報告>

8月からの約10カ月のわたるローズハルマン工科大学の留学を終えました。そこで私の経験を報告したいと思います。

授業について

最後の春学期にとった授業の一つを紹介します。ESL102という英語の発展の授業をとりました。その授業ではアカデミックなライティングスキルに力をいれており、私は授業全体をとおして一つの論文形式のライティングを作成しました。この授業をとおして飛躍的にライティングのスキルが上がったと思います。私が作成した作品は担当の教授からかなりの高評価をいただくことができ自分のライティングスキルの自信にもつながりました。また毎日、情報を引用するために文献を読んだのでリーディングスキルも同時に鍛えられたと思います。私はこの授業で得た知識は会津大学での卒業論文作成でかなり役に立つと思います。またこの授業で生徒が2人組のペアを組み、50分の授業を教授の代わりに行うといった課題があり、かなり難しい反面、とてもやりがいがありました。

生活について

生活面については、中間報告の時とあまり変化はありません。しかしλXAという学生グループに所属したことで友達がたくさん増えました。ローズハルマンには様々な学生グループが存在しており、そこでは様々な交流ができます。私はその学生グループが主催したパーティーでメンバーの方と仲良くなり所属する形になりました。また途中、短期留学として会津大生が来て、その生徒向けのプログラムに入れてもらうことができ、旅行などのアクティビティに無料で参加できとても楽しかったです。特にそのプログラムの一つであるアメリカの小学校に日本の文化を教えるといった活動はいい思い出になりました。

最後に

ぜひ留学をする際は10カ月も視野に入れてみましょう。全体を通して、私の留学はかなり充実したものになりました。

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<中間報告>

現在、20228月からアメリカのローズハルマン工科大学に留学をし、半年が経ちました。そこで私の近況を報告したいと思います。

. 授業

私は秋学期、冬学期ともに数学の授業を1つ、ESL科目(英語)の授業を2つ受けました。課題の量はとても多く、また難易度も高かったです。しかし授業の内容はとても面白く、毎日授業を受けることを楽しみにしていました。特に英語の授業ではディスカッションがメインだったので、発言する機会が非常に多く、私にとって刺激的でした。

. 英語力

英語力がどう向上したか、ここに書いていきたいと思います。そもそも英語力とはなんなのだといった話になると思いますが、ここでは特に会話に必要なスキル(スピーキング、リスニング)に焦点を当てます。

結論から言うと、どちらのスキルもかなり向上したと思います。私は日本にいたとき、正直これらのスキルは0に等しかったです。それによって留学当初は、大変な経験をたくさんしました。例えば、リスニングスキル不足により、相手が何を言っているのかが分からなく、会話が成立しなかったり、また聞き取れたとしてもスピーキング力不足により自分の意志をうまく話せなく、会話が続かなかったり。それでも聞き取れるまで聞き返したり、ジェスチャーを使ったりなどで何とか生活はできていました。そしてなぜそれらのスキルが向上したかと言うと、もちろんアメリカで生活をしているからというのは大きな理由だと思いますが、一番の理由は友達だと思います。私はこの留学で大事な友達が何人かでき、彼らとよく話すうちに徐々に英語での会話の能力が、上がっていくのを感じました。なぜなら、彼らは私の英語力に合わせたスピードや言葉で話してくれますし、私も彼らの前ではミスなどをきにせず気を遣わずにひたすら話すことができるからです。もちろん今でも聞き取れないことや、うまく自分の意志を伝えることができない場面はたくさんあります。例えば僕のルームメイトだった、シンガポール人の使う英語は最後まで理解するのに時間がかかりました。

. 生活面

生活面は非常に充実しており、平日は宿題などの勉強、休日は友達と外へ出かけています。それに加え13時間程の筋トレを毎日しています。私はアメリカにきて筋トレを本格的にするようになりました。アメリカでは筋トレをするのが一般的であり、ローズハルマンの生徒の大半が学内の施設である大きなジムを利用しております。そしてそれに私も影響されました。今ではジムで私より大きい人あまり見かけなくなるくらい成長しました。今の私の夢はボディビルの大会で優勝することです。ジムを通して友達も増え、新しい夢に気づくことができた筋トレには感謝してもしきれません。

. 最後に

いまこの留学体験を書いていますが、もしかしたら日本で書いていたのかもしれません。なぜかというと当初、私は留学を半年にする予定だったからです。私は留学にいく直前に期間を1年に変更しました。ちなみになぜ最初は半年を選択したかというと、当時私は半年で十分だと思っていたからです。初めての留学でいきなり1年はちょっと、とか1年も留学したら日本で留年してしまうかも、周りに1年留学するひとなんてめったにいないし、といった安直な考えでした。しかし私は人生でほとんど経験することができない留学をするなら、長いほうがいいと思い、留年することも視野に入れて変更しました。いま振り返ってみるとその決断は正しかったと思います。もちろん半年でも3カ月でも私は満足して帰国することができたでしょう。しかし3カ月では得られなかったものが半年たった今ではあります。そして今ないものが1年たった後に得ることになるでしょう。

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