平成27年度会津大学海外派遣留学支援事業「大連・福島の産学協同IT人材モデル」プロジェクト(以下、DNAプログラム)に採用された3名の学生が、中国の東軟信息学院での授業聴講・中国語講座、アルパイン株式会社でインターンシップを行いました。

3名の中国での研修や生活の様子をご紹介します。

※DNAプログラムの詳細はこちらをご覧ください。

http://www.ubic-u-aizu.jp/news-list/post.htm

派遣学生

  • 堀越 裕介さん (学部2年)
  • 下山 開さん (学部3年)
  • N. A. さん (学部4年)

※学年は派遣当時

研修報告

学部4年 N. A.

私は会津大学に中国から来ている留学生は皆優秀で、英語も日本語もできる為、中国での学習環境を知りたいと思い、DNAプログラムに参加しました。まず学習環境として驚いたことは、中国の大学のほとんどが全寮制であることです。また寮は3人から4人部屋で、一緒に勉強や食事などをしているようです。学校の敷地内または周辺に寮があるため、通学時間が短縮され、勉強時間が取りやすいと感じました。学習環境で日本の大学と最も違うこと感じた事は、朝と夜に自習の時間があることです。これは自習といっても出席がとられ単位も出るそうでとても驚きました。

休日に図書館を見学したのですが、自習をしている人が多く、学習に対する意欲がとても高いと思いました。学習環境として勉強時間を確保する仕組みが整っている上に、生徒の学習に対するモチベーションが高いので、優秀な人が多いのだと感じました。今回留学に行ったおかげで、私自身今まで以上に学習や研究に対するモチベーションがあがりました。

学習に意欲が高い中国の学生ですが、漫画やゲームスポーツなどの趣味にも積極的で休日には一緒にスポーツやゲームをして遊びました。留学先の学生に大連市内を案内してもらったことや、お茶体験をしたことはとてもいい思い出になりました。

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学部3年 下山 開さん

私は今回このDNAプログラムに参加するにあたり、2点の目標を定め現地へ行きました。1つは中国という国、また、大きく捉えると外国との文化の相違について自分の目で学び、理解する事。2つ目はアルパインというカーオーディオの先進企業でのインターンシップにより、普段の大学の講義などでは学ぶことのできない、実践的かつ技術的なスキルを身につける事です。結論から述べると、どちらの目標も大きく達成することができ、今回の留学は私にとって非常に多くの刺激を得られる貴重な経験となりました。

当初の目標以外にも、中国大連東軟信息学院での体験授業や交流会などを通じ、中国の学生は日本の学生よりも積極性に優れ、自分からもっと何かを学ぼうとする意欲が私たち日本人の学生には足りないと感じました。また現地では、日本語学部の学生以外には日本語は通じず、英語ですらあまり使うことが出来ない印象でした。しかし、今回派遣された大学では日本語を専攻している学生が予想より多くいたため、その点では1日本国民として嬉しかったです。

今回2週間という短い期間ではありましたが、大学間の手厚いサポートの元、貴重な経験を多く積み重ねられた事は大学生活における一番の収穫だと感じています。今後は今回の経験を活かして、研究や社会活動に努めていきたいと思います。

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photo_shimoyama(DNA).pdf