プログラム名:大連東軟信息学院 2020年度夏季短期オンライン留学プログラム

開催日程:2020年8月31日(月)~9月11日(金)

参加者:4名(◆八木 詩於 ◆林 蓮 ◆田崎 浩史 ◆関澤 尚希)

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◆八木 詩於(学部3年) 

今回初めてのオンライン留学で慣れないところもありましたが、とても楽しかったです。中国語は今まで勉強したことがなく初めてでした。

中国語は文字が漢字と似ている部分がありますが、発音がとても難しかったです。先生はとても優しく、授業は英語と中国語で教えてくださいました。私は授業で中国語での日時や趣味、ホテルの予約や目的地までの行き方などを覚えました。授業を通じて、自分でもさらに中国語を勉強したい、今回できた中国の友達と中国語で話せるようになりたいと思いました。

また中国文化の授業では、中国経済や地域による料理の違い、中国で人気のアプリ、通販サイトや動画アプリなどを教えていただきました。最近日本でも中国の電子決済マークをよく見かけますし、中国のアプリも人気があります。私がよく知らないだけで、実際には身の回りに中国文化が多いのではないかと感じ、中国文化により一層関心を持つことができました。

交流会もとても楽しかったです。中国の学生は日本語がとても上手で驚きました。お互いにおすすめのドラマや映画、料理について話しました。日本のドラマが中国で人気だったり、今日本で放送しているアニメが中国でも放送されていたりと中国を身近に感じました。一方で知らないこともとても多く、実際に話して、質問し、知ることができました。最初は緊張して、日本人学生は中国人学生に対して質問できませんでしたが次第に打ち解け、みんな楽しそうでした。最後にWeChatをお互いに交換しました。今後さらにお互いのことを知り、中国に行った時会うのが楽しみです。

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◆林 蓮(学部2年)

私はオンライン留学プログラムで、中国語、中国文化を受講しました。この授業を受講した理由は2つあります。一つは、異文化をより理解することによって、多くの人と価値観を共有することができると考えたからです。もう一つは、実際に積極性を磨く練習につながると考えたからです。今回、私は中国語の授業に焦点を当てて報告します。

私が印象を強く持った授業は中国語でした。中国語の授業は英語を用いた授業となりました。具体的には、英語で中国語の文法や単語の意味を解説した後、実践を通して中国語を話すといった流れで、授業を行いました。最初は日本語を使う授業だと思っていたので、英語を使う授業にびっくりしました。しかし、この急な環境変化は、英語で行われる会津大学の授業につなげるチャンスだと考えました。この考えのおかげで、より積極的に発言をすることができました。この環境変化は私にとって、良い点であったことは間違いないです。

しかし、悪い点もあったと私は考えています。現地での授業ではなく、オンラインでの授業であることです。確かに、オンラインは手軽に参加できる強みを持っています。ただ、先生や他の学生との雰囲気を感じることができない、コミュニケーションをとりづらい弱みもありました。一方的な授業や発言になる可能性があり、多くの意見が出る雰囲気を、私たち学生が作れたとは言い切れないと思いました。この経験から、現地ではもちろん、オンラインといった場所で意見が出る雰囲気を作るにはどうすれば良いのかと考えるきっかけを与えてくれました。

今回の留学プログラムで大まかに2つ経験しました。一つは、急な環境変化でも適応し、積極的に行動したこと。もう一つは、積極的な発言が、必ずしも多くの意見が出る雰囲気を作る要因ではないこと。今回経験したことを、人とのコミュニケーションに応用していきたいです。

◆田崎 浩史(学部2年)

私はオンライン留学プログラムで、中国文化と大連東軟信息学院の学生との交流会に参加しました。

中国文化の授業では、伝統的な文化、最近の文化について学びました。授業で取り扱われた内容はエンターテインメント、特徴的な風習等生徒の興味を引くものだったので、楽しんで授業を受けることができました。

授業を通して、自分がいかに中国の実際について知らなかったことに気づいたのと同時に、中国についての理解を深めたいという気持ちが芽生え始めました。

交流会では、大連東軟信息学院の学生達と映画や音楽、それぞれの国の食文化等について話し合いました。交流会を通して、文化形成の異なる外国の人とコミュニケーションすることの面白さ、異なる文化を学ぶことの面白さを知ることができました。また、交流会では、自ら積極的に中国人の学生に話しかけることが求められたので、外国人相手でも物怖じしないで話しかけることができるようになりました。以上のことをふまえて、オンライン留学は、私にとってとても貴重な体験だったと思いました。

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◆関澤 尚希(学部1年)

今回のオンライン留学プログラムは初めての試みでしたが、直接行くわけではないので気軽に参加できると思いました。またパソコンとネット環境さえあればこのプログラムを受けられるので、実際に後半の授業は帰省しながら受けていました。これまでは留学をしようと思っても、留学費用や語学準備などの高いハードルがあって、なかなか実行に移すのは難しかったですが、こういう方法であれば負担もかなり減ると思います。

授業では中国の先生が実際に教えてくれるので、リアルな中国文化を知ることができました。普段なら知ることはない中国特有の風習は、日本と違うところも多く驚くことが多かったです。また中国で流行っているアプリや動画などを見せてもらい、中国の人の娯楽文化を体験できました。特に通販アプリはさまざまな種類があり、日本より盛んで、そのシステムをより詳しく知りたいと思いました。講義に際しては、先生や学生の日本語がとても上手く、困ることはありませんでした。