町野高哲さんダブリン研修報告(平成18年度会津大学海外短期研修支援事業)
学部4年の町野高哲さんが平成18年度会津大学海外短期研修支援事業に採用され、現在アイルランドのダブリン大学にて研修中です。期間は平成19年2月27日から3月20日までの22日間です。町野さんのダブリンでの研修や生活の様子をご紹介します。
ダブリン研修報告
会津大学コンピュータソフトウェア学科4年 町野高哲 (平成19年3月17日現地より)
ダブリンはアイルランド共和国の首都で、東海岸の中央に位置しています。この季節はほぼ毎日雨が降っていますが、それほど寒くはありません。
University College Dublin (UCD)はアイルランドの国立大学で、ダブリンの中心部の南に位置し(バスで30分ほど)、35の学部と2万人以上の学生を有しています。キャンパスは芝生でとても美しく、天気がよければ散歩をするのにいいでしょう(しかしながら、そのような良い天気に恵まれることは難しいのですが)。
今回のUCDでの滞在にあたり、本学の大井仁先生に、UCD School of Computer Science and InformaticsのChris Bleakley先生を紹介していただきました。 UCDでの滞在の間、Chris Bleakley先生や大学院生たちと行動を共にしながら、大学院生の部屋に滞在しています。 私が滞在している建物は先生と大学院生しかおらず、とても静かで勉強や研究をするのにとても良い環境です。研究の傍ら、興味のある授業やセミナーに参加して過ごしており、3月9日には、私の卒業論文の内容を発表し、先生や大学院生たちと意見交換やディスカッションをしました。
今回が初めてのヨーロッパへの訪問でしたが、特に問題なく過ごすことが出来ています。強いて言うならば、ほぼ毎日雨が降っていることと、3週間ではとても短かったことが残念な点です。
アイルランドのIT産業は急速に発展し、とりわけソフトウェア産業はアメリカを抜いて、世界第1位の輸出国となっています。このような国にあるUCDに滞在できたことは、大学院進学後の勉強・研究において、大変有意義な経験になるものと思われます。