2024年4月23日、会津大学宇宙情報科学研究センター(ARC-Space)(*1)所属の大竹真紀子教授(*2)及び本田親寿准教授(*3)、また、修士2年の伊深康一郎さんは、「小型月着陸実証機SLIMプロジェクト」の成果報告のため、技術開発や製造に関わった県内企業の皆様とともに内堀福島県知事を表敬訪問しました。
SLIMプロジェクトのペイロードマネージャを務めた大竹教授から、SLIMによる日本初の月面着陸成功と、SLIMに搭載したマルチバンド分光カメラ(MBC)による観測結果などミッションの成果を報告し、MBCカメラの観測運用や観測データ可視化ツールの作成及び観測データ解析などの分野で本学教員や学生が幅広く貢献していることを報告しました。
内堀知事は大竹教授らと企業の代表に「日本として初めての月面着陸、本当におめでとう」、「メードイン福島の技術と製品が、大きな役割を果たしたことを大変誇りに思う」と、SLIMミッション成功へのお祝いとミッション成功に繋がったそれぞれの努力と技術に対する称賛に加え、今回の成功は果敢に挑戦を続け困難にも負けないチャレンジ精神の賜であり、これからも技術をさらに高め、航空宇宙産業に貢献してほしいとの期待とともに、エールのお言葉をいただきました。
(*2) 大竹真紀子 教授
(*3) 本田親寿 准教授