2015年12月24日(木)、へーラット財団会津サクラランカ会(五十嵐まりい代表 ※1)による会津大留学生への地元産米贈呈式が開催されました。

 日本で生活する留学生にとって、食費は大きな負担です。会津サクラランカ会は、会津大学留学生への支援、また会津の特産品である美味しいお米を通じて地域の良さを伝えるため、2001年から毎年米の寄付を続けています。今年は30kg入り7袋が届けられました。留学生には、会津大学外国人留学生後援会(SAISUA ※2)を通じて配分されます。また、同会からは、この他にも年間を通じ留学生に対する御支援をいただいています。

 この日は、五十嵐代表ら寄付米の提供者が会津大学を訪れました。五十嵐代表は「会津のお米はとても味がよく、お米が主食の国から来た留学生にも好評です。お腹いっぱい食べて、ますます勉学に励んで下さい」と述べました。

 贈呈式には齋藤敬之事務局長、 キム・ロッケル准教授(会津大学外国人留学生後援会会長 (※3)、留学生7名らが同席しました。齋藤事務局長は「会津のお米はとても美味しいので、おかずを一皿減らしてもよいほどだと言う人もいるそうです。来年度からは学部にも留学生が増えます。今後ともご支援よろしくお願いします」と感謝の言葉を述べました。ロッケル准教授は、「会津のお米で留学生たちの生活を支援できます。地域の方々との交流を大変嬉しく思います」と挨拶しました。

 贈呈式の後は、出席者と留学生らが出身地と日本の違いや、学生生活について歓談しました。

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※1 会津サクラランカ会:会津サクラランカ会は、貧困のため教育を受けられないスリランカの高校生の里親となる等、スリランカのためへの支援を目指すとともに国際交流を目的として、平成5年度にNPO団体として設立されました。会津大学大学院のスリラン カ留学生の生活の支援等を積極的に実施しています。
※2 会津大学外国人留学生後援会(SAISUA):会津大学外国人留学生後援会(SAISUA)は、会津大学の留学生に対して物心両面から援助することを目的に平成16年度に設立されました。会津大学の教職員、福島県職員、労働組合、会津産学懇話会・会津地域の皆様の寄付によって成り立っています。主な活動として、奨学金の支給、学内外の地域との国際交流活動を実施しています。
※3 キム・ロッケル准教授