本学の束原教授(※1)は、デジタル無線通信用高周波回路の研究開発および実用化に貢献されたことに対して11月7日(火)ホテルメルパルク東京にて一般財団法人電波技術協会(※2)より第31回電波技術協会賞を受賞しました。

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撮影者:日本電信電話株式会社 技術企画部門 電波室長 市川武男様

 

受賞功績の概要は以下のとおりです。

  • デジタル無線通信用高周波回路の研究開発において、当時の技術水準を凌駕する低電圧動作が可能な乗算器 の考案により低電圧かつ低消費電力動作のPHS携帯端末用LSIを開発し、PHSシステムの事業導入に大きく貢献した。
  • 19GHz帯高速無線LAN向けのMMIC開発において、高速バースト信号に対応するログ/リミッタアンプおよび高速変復調用LSIの研究開発を牽引し、同システムの実用化に大きく貢献した。
  • CMOS回路の高周波化、低電圧動作化の研究開発を進め、CMOS/SOIを用いた携帯端末用の極低電力無線用ICの研究開発など、日本のRF-CMOS技術を先導し、同分野の発展に大きく貢献した。