2025年7月28日(月)、会津若松商工会議所女性会と会津大学の交流事業が開催されました。今回は、私たちの暮らしにも身近になりつつあるAI(人工知能)をテーマに、最新の動向や今後の可能性に触れる機会となりました。
講演では、県内出身の渡部有隆教授*1が「AIと共創する産業と教育」と題し、AIの進化と社会の変化、生成AIやAIエージェントの可能性、さらに教育や産業への展望について、活用事例を交えてわかりやすく紹介しました。
会場となった産学イノベーションセンターについては、石橋史朗特任教授*2が、施設の特徴やセンターの主な活動内容を交えながら説明・案内を行いました。同センターは、昨年「ふくしまデジタルイノベーション地域中核拠点」としてリニューアルオープンした施設です*3。センターの取組のひとつであり、大学としても注力している「学生の起業支援」も紹介し、今回は、今年4月に設立された2つの学生ベンチャー企業(甘党AI株式会社 藤松 勇滉さん*4・e-Family合同会社 橋本 凌真さん*5)が登壇し、それぞれの理念や活動について発表しました。
2012年に始まったこの交流事業は、今では大学のさまざまな取組や成果を地域の皆様へ広く発信する貴重な機会となっています。
*1 渡部 有隆教授
*2 石橋 史朗特任教授
*3 産学イノベーションセンター(UBIC)リニューアルオープン (お知らせ)