2024年3月22日(金)、福島県立博物館において、会津大学スマートデザイン研究クラスターと福島県立博物館が共同研究をしている「博物館の鑑賞状況と観賞体験の可視化と鑑賞体験の向上」の 2023年度成果報告会が行われました。
 報告会では、本学の小平行秀上級准教授と吉岡廉太郎教授がそれぞれの研究概要説明、成果報告を行いました。

・排煙窓故障前後のデータ変化分析(小平)
・サーモグラフィーによる人数推定(小平)
・Bluetooth電波による人流推定(小平)
・鑑賞アプリの改良(吉岡)
・観察体験の記録と共有(吉岡)
・データ探索支援アプリ(吉岡)

研究概要説明、成果報告の後、県立博物館学芸員と質疑応答や意見交換が行われました。

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小平行秀上級准教授

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吉岡廉太郎教授

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展示室設置センサー

<2024年度の予定>
・センサーの改良・追加
  小型センサー、CO2測定
・データ活用と知識化
  人流や展示物ごとの滞留時間のデータをリアルタイムで表示
  センサーデータや展示エリアの変化を常時モニタリングする機能
・鑑賞者向けアプリの活用(実用化)
  データ収集と改善を進めていく
学芸員向けアプリを共同で評価・改善
  データ閲覧と活用を進めていく

<これまでの福島県立博物館と会津大学の連携について>
会津大学と福島県立博物館は、2016 年度から授業科目や展示、アプリ開発で連携しており、2020年度から共同研究を行っております。
 ※会津大学 Smart Design(スマートデザイン)研究クラスター 研究内容
  https://u-aizu.ac.jp/research/researchlist/detail?cd=90143
<Smart Design(スマートデザイン)研究クラスター>
ヒューマンコンピュータ(人とコンピュータの係わり)における協働についての学問研究を実施しているチーム