2022年9月14日(水)、2022年度会津大学秋季学位記授与式が行われました。コンピュータ理工学部卒業生16名、博士前期課程修了生13名、博士後期課程修了生8名、計37名に学位記が授与されました。
授与式では宮崎敏明学長が式辞において「会津大学は、建学以来、多様な学生を国内外から受け入れ、国際社会で通用するコンピュータサイエンティストや情報通信技術の高いスキルを備えたエンジニアを育成してきました。皆さんが、会津大学で最先端技術を十分に学び、豊かな自然の中で育んだ崇高な心を持って、会津から世界へ羽ばたこうとしていることを大変誇りに思います。会津大学で得た様々な知識と人間関係が、あなたの明るい未来を創る手助けになることを、強く望みます。」と述べ、巣立つ卒業生・修了生たちを激励しました。
学生表彰は、学部卒業生のリョウン ヘイチエ アグネスさんが「学長賞」(および副賞)を授与され、卒業生・修了生を代表した答辞において「私にとって、会津大学での留学は光栄で素晴らしい経験であり、初めて日本に来た時には想像もしていなかった変化を私にもたらしてくれました。国際的な環境で学ぶことができたことは、常に開かれた心を持ち、人や物事を最大限に理解しようとする姿勢こそ、成長の鍵であるということを教えてくれました。これから私たちは異なる道を歩み、それぞれの分野、それぞれの役割で新たな人生をスタートさせますが、会津大学で培った技術的・精神的な基盤のもと、私たちの使命である"to advance knowledge for humanity" (人類の平和と繁栄のために発明・発見を行うこと)の実現に向け、尽力し続けて参ります。」と、惜別の情と今後の展望を述べました。
(2022年9月15日掲載)