2015年11月29日(日)、ACM-ICPC国際大学対抗プログラミングコンテスト(※1)アジア地区予選筑波大会が筑波大学にて開催されました。会津大からはチーム FinalZukkyが参加し6位入賞(大学別5位、国内大学別2位 ※2)を果たしました。

  リーダーの大桃和樹さん(修士2年)は、「筑波大会は今までで一番調子がよく、力を十分に出せました。チームがうまく回り、高いパフォーマンスが発揮 できました」と大会を振り返りました。大桃さんは今年が最後の参加となりますが、その機会に最高のパフォーマンスを発揮できたことに満足していました。

 山口忠正さん(学部3年)は「FinalZukky結成以来、週3回の部活動に加えて、ほぼ毎日AizuOnlineJudge(※3)の問題を自主練習として解き続けてきました。その努力が実を結ぶ結果となり、とても嬉しく思います」とコメントしました。

 最年少のメンバーである山下琢巳さん(学部2年)は、「筑波大会では本当に調子がよかったです。メンバーそれぞれが自分の得意分野を分担できて、チームワークが最高だと感じました」と、笑顔で語りました。

 コーチの渡部有隆准教授(※4)は、「日頃の練習の成果を十分に発揮でき、それが高いパフォーマンスとなりました」と選手たちの健闘に喜びの表情を見せました。世界大会に出場した2008年以来の好成績に、チームの皆さんもコーチも満足した様子でした。

 なお、12月9日(水)から11日(金)にかけて開催されたシンガポール大会では、12位(大学別8位 (※5)でした。

 FinalZukkyは選考の結果、2016年5月15日(月)から20日(金)にかけてソンクラーナカリン大学(タイ、プーケット)で開催される世界大会への出場権を得ました。会津大学チームの世界大会出場は、2009年以来2度目です。

icpc_asia201502.jpg
筑波大会

icpc_asia201501.jpg
筑波大会

icpc_asia201503.jpg
シンガポール大会

icpc_asia201504.jpg
シンガポール大会

※1 ACM-ICPC国際大学対抗プログラミングコンテスト:1976年に始まったACM(Association for Computing Machinery)が 主催する大学生を対象にした世界的規模のプログラミングコンテスト。1チーム3名の学生が、できるだけ多くの問題を制限時間内に解くことを競います。大学 生のプログラミング技術を競う世界レベルで唯一の大会であり、世界大会に出場する大学、チームには国内外で高い評価が与えられます。
大会参加に取り組む競技プラグラミング部のサイトはこちらです。
※2 筑波大会の最終結果はこちら
※3 Aizu Online Judge: ACM-ICPC国際大学対抗プログラミングコンテスト、パソコン甲子園、情報オリンピック等、プログラミング競技大会の問題に挑戦し、解答プログラムの正誤を判定するシステムです。
過去ニュース:Aizu Online Judgeでプログラミングチャレンジ!
※4 渡部有隆准教授
※5 シンガポール大会の最終結果はこちら