国際技術者育成プログラム
会津大学の教育カリキュラムは、ACM(米国計算機学会) 及びIEEE(米国電気電子学会) が推奨するコンピュータ理工学分野 の先導的カリキュラムである Computer Science Curricula 2013 (CS2013) 及び Computing Curricula 2020 (CC2020) に基づいて設計されており、CS2013 の Core Tier-1 のすべてと Core Tier-2 の 80%以上のトピック、及び日本技術者教育認定機構(JABEE)のCS(コンピュータ科学)分野の要件を、基本推奨科目 (SR科目)を通して学びます。
2023年度にはこのSR科目の全科目の単位をすべて修得して卒業する学生が修了することのできる、「国際技術者育成プログラム」を開始、この教育プログラムについて、2024年3月にJABEEのCS分野の認定基準に適合していると認定されました。
認定期間:2023年4月1日から6年間
JABEEはソウル協定*¹の加盟機関であることから、本学の教育プログラムがJABEEの認定を受けたことにより、教育プログラムの国際通用性が第三者により認定されました。
2020年度以降の入学者は同プログラムの修了要件を満たした場合に「JABEE認定プログラム修了証明書」の発行を受けることができます。(修了者は学生支援係にて修了証明書の発行を受けることができます。)JABEE認定プログラム修了した者は、文部科学大臣の指定を受けて「技術士」*²の第一次試験が免除されます。
プログラムの詳細は下記の通りです。
1.プログラム名称 |
「国際技術者育成プログラム」*³ |
2.プログラム登録の対象学生 |
2018年度以降の入学者*⁴ 入学と同時に本プログラムの登録者となります。なお、2023年4月1日時点の在籍者は本プログラムの登録者となります(いずれも特別な手続きは必要ありません)。 |
3.プログラムの修了要件 |
(1)卒業認定を受けた学生 (2)基本推奨科目(SR科目)の全科目の単位を修得した学生 |
4.JABEE認定プログラム修了証明書の発行対象者 |
2020年度以降の入学者で、国際技術者育成プログラムを修了した者 |
5. プログラム要件の到達度の確認方法 |
履修計画システムをご利用ください。 |
問い合わせ先 |
このプログラムに関する問い合わせ先 企画推進室(opm@u-aizu.ac.jp) 履修に関する問い合わせ先 学生課教務係(sad-aas@u-aizu.ac.jp) |
《学生向け》国際技術者育成プログラム かんたん履修ガイド この履修ガイドでは、 |
*¹ ソウル協定とは、コンピューティングおよびIT関連分野の教育プログラムの国際的同等性を相互承認するための協定です。この協定により、コンピューティングおよびIT関連分野について、国際的な質保証の枠組みが整ったことになります。
現在ABEEK(韓国), ABET(米国), ACS(オーストラリア), BCS(英国), CIPS(カナダ), CONAIC(メキシコ),HKIE(香港), IEET(台湾)および JABEEの9つの機関が加盟しています。(JABEEウェブページおよび情報処理学会ウェブページより抜粋)
https://jabee.org/international_relations/seoul
http://accre.ipsj.or.jp/index.php?%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%83%AB%E5%8D%94%E5%AE%9A
*² 技術士の第一次試験免除について(JABEEウェブページ参照)
https://jabee.org/about_jabee/gijutsushi
*³ このプログラムの学内での通称としての英語名は International Engineer Development Program を用いますが、JABEEの認証を踏まえた正式なプログラムの名称は Computer Science and Engineering です。
*⁴ ICTグローバルプログラム全英語コースの入学試験による入学者及び編入生を除きます。