ウィルソン イアン
教授・センター長

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会津大学 ウィルソン イアン
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Email: wilson (at) u-aizu.ac.jp
イアン・ウィルソン(Ian WILSON)は会津大学(UoA) コンピュータ理工学部大学院および言語教育研究センター(Center for Language Research (CLR))の教授です。2016年よりCLRのセンター長を務めています。ブリティッシュコロンビア大学(UBC)で言語学(音声学)博士号、バーミンガム大学(UoB)で外国語/第二言語としての英語教育学修士号、ウォータールー大学(UW)で数学学士号を取得しました。
主な研究分野は、発話産出および第二言語の発音習得です。実験音声学、特に調音音声学と音響音声学を基盤として研究を行っています。2000年以降は、発話中の舌の動きを観察・計測する手段として超音波を用いる研究に特化しています。また、唇や下顎といった調音器官の運動追跡にも関心があり、これまでに様々なモーションキャプチャシステムを利用して研究を行ってきました。これらの研究の多くはCLR音声学ラボで実施されています。
教育面では、オープンソースの学習管理システムであるMoodleを積極的に活用しています。具体的な研究テーマとしては、単言語話者およびバイリンガル話者における発話間安静姿勢(Inter-Speech Rest Posture: ISP)を通した調音設定(Articulatory Settings)の研究、第一言語および第二言語の音韻・音声習得(特に舌の可視化バイオフィードバックとしての超音波の応用)などがあります。