第八番札所 竹屋
大雲山 観音寺 如意輪観世音竹屋観音は,観音寺の入口から少しだけ階段を昇る.昇りながら山門を過ぎると,木々が周りを取り囲み,落ち着いた雰囲気をだしている.大変よい雰囲気の観音堂だ.
御詠歌
けさのひは はるかたけやの かんぜおん
いそぎまいりて おがめたびびと観音堂解説
竹屋観音は,会津唯一の如意輪観世音とのことである.左はこの十字路にある看板,右は観音堂にある解説.付近の石仏
熊倉観音から竹屋観音に向かう途中,熊倉観音から出てしばらくすると諏訪神社がある(場所).そこには,六基の石仏があった.後ろの大きな2つは神社の石仏(ほとけではないが),残りの4つについては手前右から2番目の石仏が大黒天,他の3基は巳待塔である.
県道69号から旧街道に入ってすぐに川を渡る.そこには,駒形大明神の石仏がある.寛政七年(1795)に駒形堰工事通水成功の記念碑的な意味もあるようだが,堰の安全維持を水神に祈った当時の人の遺跡である.成功までに三度の失敗もあったようであるからして当時は大変な事業だったのだろう.
常世の諏訪神社(場所).御鎮座九百五十年大祭とのこと.古い神社だ.左手にある人の背よりも高い「厩獄山」の石仏は,裏に嘉永四年辛亥六月吉日と書いてある.ここの石仏は厩山ではなく厩獄山なる石仏だ.ここのページによれば,磐梯町(常世から比較的近い)には厩獄山祭礼という祭礼があるらしい(6月第三日曜)。奉納旗を先頭に厩獄山観音堂へ参拝するとのこと.
左:観音寺の手前にあった石仏.○○山だけ分かる.
中:山門と観音堂との間にあった厩山(うまやさん)の大きいな石仏.
右:寺の入口にあった不動明王の石仏.巡礼道
光明寺(熊倉観音)を出て南へ進む.このあたりを通り,ここから旧道に入る(分かり辛いので注意).駒形小学校をすぎた十字路を左に曲がる.ここを左に曲がり,観音寺(竹屋観音)へ入る.徒歩1時間強.
会津バスの竹屋停留所を利用することが可能である.この停留所は,熊倉経由の会津若松−喜多方間の路線バスが停車する(一日片道八本).停留所より徒歩10分弱.会津バスの竹屋停留所を利用することが可能である.この停留所は,熊倉経由の会津若松−喜多方間の路線バスが停車する(一日片道八本).停留所より徒歩10分弱.御朱印
観音寺の御住職から,御朱印を頂くことができる. 巡礼記
平成十五年(第三日),平成十六年(第三日).住所
福島県耶麻郡塩川町中屋沢字台畑丙697
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