派遣先:中国・大連東軟信息学院

派遣期間:2018年9月10日(月)~9月23日(日)

派遣者:4名

◆ 熊谷祐飛 学部2年 S1250029

今回私は短期留学において、大連東軟信息学院へ留学しました。志望した理由は、めまぐるしいスピードで発展を続ける中国の経済や技術に興味があったからです。

今回の留学を通して様々な経験をしました。いろいろな情報を得ることや語学の勉強、異文化交流もでき、大きな成長につながったと感じています。語学においては、私は今まで中国語に触れたことはほとんど無かったので、全くどういうものなのか知りませんでしたが、今回の留学を通して中国語の基礎など大まかな外観を知ることができ、これからの学習に役立つであろうと感じました。また、日本と中国での違いを感じることが多々ありました。まず、中国人学生と交流した際に、勉学への取り組み方や物事の捉え方に大きな違いを感じ、自分の考え方を見つめ直す良い機会であった思います。

他にも、中国ではほとんど100%と言っていいほどキャッシュレスでした。お店のレジの近くにAlipayやWechatの仮想口座のQRコードがPOPで貼り付けてあり、B2Cであっても送金機能を使用し支払いをすることに驚きでした。また路上ライブなどのチップですらQRコードが貼り付けてあり、それに送金するという形でありました。大連では、私たち以外で現金で払う人を見かけることはなく、日本との利便性の差を感じました。他にも中国企業を見学させていただいた際にも、働く上での日本と中国での考え方の違いなどを聞くことができ、とても貴重な体験をさせていただきました。また、様々な中国文化体験に参加させていただき、楽しい時間が過ごせました。

この短期留学で現地の学生の方や先生方に多くのサポートをしていただき、とても感謝しています。今回の留学での経験を大きく活かせるように努力していきたいです。

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・プログラム参加学生とクラスにて           ・現地学生との食事会 

◆ 遠藤 諒 学部4年 s1230005

私は9月10日〜23日までの2週間、中国・大連にある大連東軟信息学院の夏期短期留学プログラムに参加しました。今回の研修は私にとって初めての海外渡航であり、期待や不安が入り交じっていましたが、とても充実した時間となりました。このプログラムでは、中国語はもちろん、文化・歴史・企業見学を通して、日本との違いを肌に感じながら、日本との類似点、相違点を発見する度に興味を惹かれ、内容の濃い2週間を過ごすことができました。

渡航前の中国に対するイメージは決して良いものではありませんでした。しかし、実際に中国に行き、現地の方と交流し、そのイメージは覆されました。中国語が全く分からない私に対し、親切に接して頂き、現地の日本語学部の方々には、とてもお世話になりました。と同時に言葉の壁を痛感し、常にもどかしい気持ちでいっぱいでした。語学の重要性を再認識しました。

平日の午前中は中国語の授業がありました。授業は少人数制のクラスとなっており、授業に集中することができました。手厚いサポートがあり、学習しやすい環境が整っていると思いました。しかし、私にとって中国語は、発音が難しく、自分で合っていると思っていても違っていてよく指摘を受け、とても難しいものでした。学習は努力ありきだと改めて思いました。しかし少しですが、自分の話した中国語が通じた時は嬉しく思いました。

今回の留学のおかげで、今まで以上に学習に対するモチベーションが高まりました。この経験を生か今 後の生活が豊かなものになるように精進したいと思っています。

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・プログラム終了証授与                ・太極拳を体験(会津大生4名)

◆ 田邉亜季穂 学部1年 s1260139

今回の派遣プログラムでは、大連東軟信息学院での中国語の授業、中国の文化体験、また、現地の企業見学に参加しました。中国語の知識はまったくありませんでしたが、先生と日本人留学生だけでの中国語の授業と、ロシア人留学生と私達と先生での授業で、初歩から教えていただき、楽しく学ぶ事ができました。空いた時間に、大学内の図書館を見に行ったのですが、そこでは多くの学生が勉強していて、自分も見習わなくてはならないと感じました。

企業見学では、ドローン開発をおこなっている会社など、様々な企業を見学しました。企業見学で一番驚いたのは、多くの企業が国と協力して仕事をしていることです。中国では、大掛かりなプロジェクトをするときは、基本的に政府と協力して仕事をするので、どんどん話が進むという話を聞いて、とても合理的な方法だなと思いました。

異文化体験では、太極拳や中国茶体験、中国結の体験をしました。私は、中国茶の体験がとても楽しくて、日本とは異なる味のお茶も勿論ありましたが、日本の緑茶と味がほとんど変わらないお茶もあったりして、日本との違いを感じると同時に、日本との共通点も知る事ができてとても興味深く思いました。

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・東軟信息学院の学食                 ・自由行動の遊園地にて

◆ 杉江 翔太 学部2年 s1250136

このプログラムでは、中国語の授業の他に様々な中国文化を体験することができた。

太極拳体験:映像を見て中国人の練習を見るだけか思ったら、いきなり実践で難しく感じました。また、周りの人の覚えや上達が自分よりも早くて驚いたが、実際にペアを組んでやることで太極拳の動きを覚えることできた。

中国茶体験:日本の茶道のようにお茶を作ってゆっくり飲むのかと思ったが、全く違っていた。茶葉やコップを一度お湯で洗い、再びお茶を入れる。6種類のお茶があり、ウーロン茶は4種類の茶葉を使って作られていることを知った。

餃子体験:説明は分かりやすかったが、周りの人のように上手く作れなかったのが悔しかったが、作り方を聞きながらなんとか作ることができたのが楽しかった。

中国結について: 赤い花の中国結を作るのが少し難しい。意味は「幸福」等で、祝い事をするときに使われていると知ることができた。

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・中国の結を作る                   ・結の完成

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