2023年6月19日(月)チュニジアのカルタゴ大学(UCAR)において、スタートアップ人材育成のための支援や教育研究に関する連携の強化などを目的としたUCARと本学の一般協定締結式を行いました。チュニジアは地域屈指の高い教育レベルを有する国であり、今回の協定は欧州との経済的な結びつきの強いMENA地域(中東・北アフリカの国々をさす略称)との初の大学間協定となります。※1
一般協定締結式では、UCARから、ナディア・ムズギ・アギール学長、マレック・コチェレフ 高等教育省国際協力事務局長、ラザール・マナイISTIC学院長を始め、今後の連携強化に係わる教職員が参加しました。
宮崎理事長の代理で出席したベン学部長は「今回のUoAとUCARの一般協定の締結により、両大学の研究・教育協力の発展を期待している。また、様々な交換プログラムより教員や学生が、両国の架け橋となり、今後の長い友好的な協力関係の中でより強くなっていくことを願っている。」と述べました。
また、UCARのナディア・ムズギ・アギール学長は「今回の連携を通じて、起業家精神を高めるイノベーション教育プログラムを開発し、両学の共同研究・学術提携に取り組む大きな機会である。」と締めくくりました。
この度の協定締結より、草の根技術協力事業の推進が強化され、チュニジアでの若者・女性等を対象としたICTスタートアップ人材育成の事業モデルが確立され、より多くのステークホルダーを巻き込んだ活動が大いに期待されています。
カルタゴ大学との一般協定締結 |
左から、ISTIC学院長、高等教育・科学研究省国際協力局長、カルタゴ大学学長、麻野教授 |
※1 海外との交流協定締結一覧