東北復興を応援、「再生」のオブジェTORUS KNOTが会津大学へ
12月4日(火)、コーチ・ジャパン合同会社より会津大学へオブジェ「トーラスノット(TORUS KNOT)」が寄贈されました。午後1時から管理棟ラウンジではオープニングセレモニーが開催され、同社長のダニエル・ディチーコ氏、作品を共働で企画制作した(株)リバースプロジェクト副代表の龜石太夏匡氏、会津大学の角山茂章学長ら関係者によるテープカットが行われました。
「社会において責任ある行動をとる」を意味する "Sustainability"が企業精神のコーチ・ジャパンと、廃材を再利用した家具やアート作品の制作を通して地球・社会環境を見つめなす活動を行うリバースプロジェクトがコラボし、「リサイクルの象徴とはなにか」を考え続けることをオブジェクト化した「トーラスノット」。米国COACH本社(NY)の工房に眠っていた廃材や未使用の素材を再利用して制作され、新しい目的を与えられた素材の"Rebirth(再生)"を表現しています。
東日本大震災で被災した地域の復興を願い、東北地方への寄贈を考えていたコーチ・ジャパンは、会津大学が福島県復興のために設立する「復興支援センター」の趣旨に賛同し、「トーラスノット」の寄贈を提案。会津大学はこの申し出を快諾しました。
オープニングセレモニーでディチーコ社長は「COACH×REBIRTH PROJECTのコラボ精神が込められたオブジェが、会津大学への激励と希望のメッセージとなり、東日本大震災からの復興に向けたシンボルとなることを願う」と挨拶。制作のリバースプロジェクト龜石副代表は「作品を常設する機会を与えてくれた会津大学に感謝する」と述べました。
テープカットを行う関係者(左)、制作アーティスト藤元明氏(リバースプロジェクト)が作品紹介(右)
左から龜石副代表、ディチーコ社長、角山学長で記念撮影(左)、学生もオブジェを見学(右)