学生が開発した会津バスの支援システムを発表!
顧客ニーズに応えるソフトウェア開発の手法を学ぶ「ソフトウェアスタジオ」の受講生が、会津若松乗合自動車株式会社(会津バス)から受注したシステムの開発に取り組み、その成果発表会が8月1日(水)に開催されました。
「ソフトウェアスタジオ」は前期に開講される授業で4年生12名が受講し、4月から4か月間、2チームに分かれて「バス車両カルテシステム」「燃費効率化支援システム」の開発を行ってきました。この授業では、顧客の要望をヒアリングすることから始まり、設計、開発、テストの各工程を実施する中で技術力を磨き、プロジェクト管理の手法を身に付けます。
バス車両カルテシステムは、車両ごとの整備状況や修繕時期、費用の予測を実現する、車両維持コストの最適化を支援するものです。また、燃費効率化支援システムは、乗務員ごとの燃費を計算・比較でき、乗務員に対して燃費向上によるコスト削減の意識を喚起し、サービスの向上に役立てられるものです。
成果発表会では、各チームの代表者がシステムの機能や開発の過程で生じた問題、その解決方法などを紹介。工程管理、顧客との正確な意思の疎通が重要であることなど、開発を通しての感想を話しました。今後も顧客にとって最良のソフトウェアを提供できる人材を育成するため、実践的プロジェクトに取り組んでいきます。
成果発表会の様子