会津大生参加プロジェクトが「若い力による風評被害対策提案事業」に採択されました

 平成26年7月、東日本大震災原発事故の影響による県産農林水産物に対する風評被害を払拭するため、福島県が募集した「ふくしまからはじめよう 若い力による風評被害対策提案事業」に会津大生を中心に活動するNPO法人福島インターネットテレビジョンの提案事業が採択されました。このプロジェクトでは、全国から応募された61件のうち、一次・二次選考を突破した9団体が800万円の委託金を基に、県産農林水産物の風評払拭と消費・販路拡大に向けた活動を展開していきます。

 今回選定された会津大生の企画したプロジェクトは「World meets Fukushima -福島産のセカイメシ-」。会津大のグローバルな環境などを活かし、世界各国の料理レシピを福島県産品を材料として作ることにより、おいしい福島産「セカイメシ」を福島から世界へと発信します。

プロジェクトリーダー 木元雄太さん(3年)のコメント
「若い力による提案事業ということで、私達はまさしく学生を中心とした活動です。参加学生自らが体験をしたり、県内外での交流を展開することを通じて、様々な方に福島県産品を見つめなおす機会を提供できればと思います。会津・福島地域の皆さまと協力することが重要だと考えておりますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。」

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「福島産のセカイメシ」ロゴ(左)、審査会での様子(右)


岡学長(中央)とメンバーによる記念撮影

  平成26年7月25日(金)、「World meets Fukushima -福島産のセカイメシ-」によるイベント第一弾として、「インターナショナルトーク Googling game Event of world's food culture セカイメシの探訪」が会津大学にて開催されました。

 会津大学で定期的に開催されているインターナショナルトークは、異文化理解に興味のある方を対象とした異文化交流を促進するプログラムです。今回は世界各国の特色ある料理をテーマとしたイベントとなりました。

 今回のイベントでは、料理名と含まれる材料や調味料を写真と国名をヒントに、ノートPC、タブレット、スマートフォン等によって検索する「世界各国料理検索対決」チーム対抗戦が行われました。スクリーンにアメリカ、中国、フランス、台湾、ベトナム等の料理が映されると、参加者たちはスマートフォンをかざして画像を検索したり、ウェブサーフィンをしながら、チームメイトと協力して答えを探しました。続けて、この検索ゲームで登場した料理を福島産食材で作れるかを調べました。

 ゲームの後は答え合わせと採点となります。主催者による解答の掲示とともに留学生が登壇し、自国の料理を解説しました。ゲームを通して材料や作り方だけではなく、どんな時に食べるか等、各国の豊かな食文化を学ぶことができました。

 表彰式では、上位3チームに福島産の野菜が贈呈されました。優勝したチームのVn Trong Bachさん(修士1年、ベトナム出身)は手にしたスイカの重さに驚きながら、「これからみんなでスイカパーティをします」と笑顔を見せました。


ヒントを頼りに検索する参加者


景品を手に喜ぶ優勝チーム(左)、福島産のナスを手にする木元さん(右)


イベント後の記念撮影

景品提供:JAあいづファーマーズマーケット「まんま~じゃ」