世界に視野を広げよう ―海外留学フェア(前編・後編)―
[最終更新日]2010-07-02
コンピュータスキルとグローバルマインドを兼ね備えた人材を世界に輩出するため、会津大学では学生に海外留学・国際交流プログラムへの積極的な参加を呼びかけています。留学の魅力や会津大学独自の海外研修支援制度を紹介するため、国際戦略本部(CSIP)は2週にわたり「海外留学フェア」を開催しました。
前編は6月16日、「海外の理工系大学の学生生活を知る」をテーマに、米国の協定校、ローズハルマン工科大学(RHIT)、テイラー大学で短期研修を行った学生3名が体験談を発表。授業や寮生活の様子、食事や自由時間の過ごし方など「海外の大学生の1日」を写真を交えて紹介しました。
米国で英語の実力を試すこと、上達させることも目的としていた3人ですが、会話をすることは想像以上に厳しく、発音や会話のスピードにも苦労したエピソードを披露し、コミュニケーションツールとして英語を学ぶことの大切さを会場の参加者に伝えました。
6月23日の後編は、より具体的に留学のイメージを描いてもらうため、「海外の理工系大学への留学の可能性について」と題し、本学独自の中期留学プログラム(3ヶ月程度)の概要や、本プログラムにより留学を実現した学生が留学に必要な準備と心構えを説明しました。
RHITやテイラー大学は小規模ながら質の高い教育で知られており、会津大生にはこのような世界の大学で学ぶチャンスがあります。フェアの中で岩瀬次郎CSIP本部長は、将来の仕事においてITスキルと英語力を高めておくことの必要性を説明。また、トーマス・オア教授(語学研究センター長)は「外国人教員、留学生が多いという利点を活かし、日頃から積極的に会話をして英語力を磨くこと」が留学への鍵と話し、世界へ一歩踏み出す学生が増えていくことに期待を寄せました。
会津大生の海外研修報告は国際戦略本部のホームページで紹介しています。こちらをご覧下さい。
留学の意義と魅力を語るオア教授(左)、留学の体験談に聞き入る学生たち(右)