本学が専門とするコンピュータ理工学は、応用性が広く、AI、半導体、ロボット、そして宇宙関連技術など、様々な分野での教育・研究が花開いています。中でも、宇宙分野は、JAXAのはやぶさプロジェクトに長年参画してきたという実績にも表れているとおり、会津大学の大きな強みの一つです。また、文部科学省が進める「共同利用・共同研究拠点」の取組において、本学の宇宙情報科学研究センターが月惑星探査アーカイブサイエンス拠点として認定を受けました。
本学は、宇宙産業にとっての実証の場として「月火星箱庭構想」を掲げ、これまで、福島ロボットテストフィールドの敷地内に月面模擬クレータを造成したほか、ヴァーチャル月面シミュレータ、遠隔データ通信基盤など、構想の実現に向けた試験環境の構築に関係機関と連携しながら取り組んでまいりました。
2025年度には、JAXAからSX研究開発拠点事業の採択を受けた学校法人立命館を代表とするプロジェクトに参画し、大型試験装置「箱庭チャンバ(リンク挿入 https://www.ritsumei.ac.jp/sx-hub/project04/aizu/)」を設置するに至り、2028年4月の一般供用に向けて整備を進めているところです。これをもって「箱庭構想」の実現に向けた試験環境が揃ったことから、記者発表を行いました。
本学は、ロボット分野における南相馬地域を中心とした産官学連携での産業振興や雇用創出に向けて進めている取組のように、宇宙分野においても、本学独自の研究開発の強みを最大限生かし、産業振興等を後押しすることで、今後も福島の復興・創生に貢献していきたいと考えております。