本学は、2025年724日(木)に国立大学法人岡山大学(本部:岡山県岡山市、学長:那須保友) (*1)と、国立大学法人と公立大学法人という法人形態の違いを越えて、両大学の強みを生かした連携を進めるため、「大学間アライアンス(同盟)協定」を、本学で締結しました。

 本協定は、教育・研究・産学官連携等を通じた人材育成や研究力・イノベーション創出の強化を目的とし、ひいてはわが国の科学技術・イノベーションの振興および福島の復興にも寄与することなどを目指します。そのため今回の協定式には、福島県の公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構 (*2)より、伊藤泰夫理事長補佐らも参加しました。

 本協定においては、岡山大学の強みであるとともに、本学の最重点研究分野でもある「宇宙分野」、「コンピュータサイエンス分野」、革新的なビジネスモデルによって社会にイノベーションを生みだす「スタートアップ分野」において重点的に連携を深め、学術の先導や社会変革を目指します。09:53:34

 協定締結に際し、岡山大学を代表して、那須保友学長は「岡山大学長期ビジョン2050:地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学を実現のため、この連携を通じ、国立大学、公立大学の枠組みを超え、教職員、学生が混ざり合い、共にできることは共に連携していきたい」と述べました。また、束原理事長・学長は、「それぞれの強みを生かし、両大学の教育研究の発展に寄与したい。岡山大学の学生が福島県を訪れ、交流することで新たな時代を先導する人材育成にもつなげたい」とあいさつし、その後、協定書に署名しました。

 また、締結式終了後には、アライアンス協定に基づいて、連携分野「宇宙」、「コンピュータサイエンス」、「スタートアップ・ベンチャー」の3テーマについて意見交換を行う研究交流会を実施しました。

 今後、両大学はこの協定をもとに、強み特色ある分野を中心に、教育・研究・社会実装における先導的な取り組みを共に推進します。

 会津大学が国内の大学と連携を結ぶのは、京都外国語大学、山形大学、京都工芸繊維大学、東日本国際大学に続いて、5例目となります。

【あいさつを行う束原理事長・学長】
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【協定者に署名する束原理事長・学長と那須学長】
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【署名後に協定書を手にする那須学長と束原理事長・学長】

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【関係者の集合写真】

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(*1) 岡山大学

(*2) 福島イノベーション・コースト構想推進機構