会津大学では、文部科学省宇宙航空科学技術推進委託費の採択事業として実施している「月火星箱庭教育プログラムによる宇宙情報系人材の育成基盤構築」の一環として、この度、福島ロボットテストフィールド内に、月面のクレータ地形を模擬し、月土壌の模擬物質を敷き詰めて、よりリアルな環境でロボット走行や通信の評価を行うためのエリアを㈱ふたばさんの協力により造成しました。国内における地形模擬は初の試みであり、今回、10月11日に完成したクレータ地形模擬エリアにおいて、初めてローバ走行を行いましたので、その様子を公開します。本学では、本フィールドの活用を通じて、今後の月惑星探査への貢献を目指しています。

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「月火星箱庭教育プログラムによる宇宙情報系人材の育成基盤構築」の活動の一環として福島ロボットテストフィールドに造成したローバ等評価用クレータ(直径22m)の全景(画像は㈱ふたばさんによる撮影)