2022年 3月30日、チュニジアのモハメッド・エルーミ駐日チュニジア大使ご一行が本学を訪問され、宮崎敏明 理事長兼学長との懇談のほか、チュニジア国籍のベン・アブダラ・アブデラゼク教授(コンピュータ理工学部長)が本学におけるAI研究成果の説明をし、今後のチュニジア人留学生受入れ推進に向けた連携強化などについて意見交換が行われました。
エルーミ大使は、「今後、本学と日本の大学の研究交流や学生の交流、及び、地方都市間における連携を強化していきたい」と語り、両国の交流推進に期待を寄せました。
また、チュニジアは、本年 8 月27~28日に、日本政府が主導、国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行及びアフリカ連合委員会(AUC)と共同で開催する、「第8回アフリカ開発会議(TICAD8)」のホスト国となるため、同会議への本学への関わりについても併せて意見交換が行われ、エミール大使は、「チュニジアを始め、アフリカ諸国との交流が深まるきっかけも創出したい。」と述べました。
この度の訪問は、チュニジアがICTセクターを経済開発の柱の一つと位置付けており、同大使は本学の学術的知見や研究に強い関心を示していたことに加え、企画運営室兼グローバル推進本部の麻野篤教授が国際協力機構(JICA)チュニジア事務所長を務めていたことや、チュニジア国籍のベン・アブダラ・アブダラゼク教授と駐日チュニジア大使館との縁により、実現したものです。
本学はチュニジアからこれまで3名の留学生(いずれも博士後期課程)を受け入れており (2022年 4月現在、1名在籍中)、それぞれ本国や日本の研究所等において、優秀な技術者・研究者として活躍しています。今後も本学のグローバル戦略に沿って、さらに留学生の受け入れを推進してまいります。

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