会津大生、セキュリティ技術の世界大会で9位入賞!
5月30日から2日間、ロシアの首都モスクワで開催された情報セキュリティに関する国際フォーラム「Positive Hack Days 2012」で、会津大生2名を含む日本の学生チームがセキュリティ技術を競うコンテスト「Capture the Flag」(CTF)に参加し、9位に入賞しました。
CTFはサイバー攻撃に対する実践的なセキュリティ技術を競うコンテストで、チーム対戦型で行われます。各チームには予め脆弱性を含んだサーバが与えられ、その脆弱性を発見し、自分のチームのサーバを防御しながら、相手チームのサーバを攻撃して、その中の機密情報を取り出すことで点数を競います。
会津大学の金子正人さん(学部4年)、羽生凌太さん(学部2年)は今年2月に東京大学、東京工業大学、東京電機大学の学生とチーム「Tachikoma」を結成。セキュリティ関連企業の技術者など、その分野の専門家によるチームが多い中、学生だけのチームが海外のCTFに参加するのは初めてのことで、特別に出場が認められました。
2日に亘る競技は全12チームで行われ、予選を通過した世界各国の強豪を相手に9位と健闘。2人は6日、角山学長を訪問し、入賞を報告しました。金子さんは「順位に関係なく、良い経験だった」と感想を述べ、羽生さんは「この結果を今後の糧にしていきたい」と抱負を語りました。(写真:競技会場で賞状を手に記念撮影する羽生さん(左)と金子さん)
競技中の様子(左)、角山学長に入賞報告(右)
[最終更新日]2012-06-13