開成高校二連覇！ ―パソコン甲子園2011―

開成高校二連覇！ ―パソコン甲子園2011―

第9回全国高等学校パソコンコンクール「パソコン甲子園2011」の本選大会が11月5日に開幕し、過去最多となる1,694名のエントリーから予選を通過した33チーム、66名が会津大学に集い、プログラミング、デジタルコンテンツの2部門で競技に臨みました。
パソコン甲子園は将来の情報化社会を担う高校生の情報処理技術のスキルアップを目的に開催されています。プログラミング部門は4時間の制限時間内に難易度の異なる問題の解答プログラムを作成して、その得点を競い、デジタルコンテンツ部門は「宇宙人との遭遇」をテーマに制作した動画作品を発表し、その企画力、表現力が審査されました。
プログラミング部門は昨年と同じく開成高等学校（東京都）がグランプリに輝き、二連覇を達成。今年も同校のワンツーフィニッシュで、圧倒的な強さを見せました。デジタルコンテンツ部門のグランプリは広島県立福山工業高等学校が昨年3位から躍進、作品はもちろん、プレゼン前のパフォーマンスでも会場を沸かせました。
また、今大会は公開競技としてモバイル部門が新設され、スマートフォンで起動するアプリケーションの企画に挑戦した6チーム、18名も作品のプレゼンテーションを行いました。モバイル部門はパソコン甲子園事務局が指定したチームが出場。「宇宙で役に立つアプリケーション」のテーマで企画したユニークなアイディアが審査され、2045年の未来を描き、自由になった宇宙旅行で役立つアプリを考案した長野県松本工業高等学校が初代グランプリを獲得しました。
競技の他にも、大会オリジナルグッズの販売や会津大生の自作ゲーム体験コーナー、会津の特産品が当たる抽選会が行われました。
各部門の入賞チームは以下の通りです。詳しくはパソコン甲子園ホームページをご覧下さい。

【福山工業高校】グランプリ受賞の瞬間（左）、【松本工業高校】グランプリチームインタビュー（右）

画面に向ける真剣な眼差し（左）、プログラミング部門競技風景（右）

プレゼンにも一工夫（左）、デジタルコンテンツ部門の審査委員（右）

モバイル部門のプレゼン風景（左）、スクリーンにはアプリを動かす様子が映しだされます（右）

［最終更新日］2011-11-11