地域と触れ合う国際交流
会津大学の留学生は地域の小学生との活発な交流活動を行っています。
6月10日、会津美里町の宮川小学校を訪れた留学生は、同校の4年生と共にケナフの種を蒔きました。木材パルプの代替品として注目されるケナフを留学生と一緒に栽培する活動を通して、様々な言語や文化に触れ、また、地球環境を考えう機会とすることを狙いとしています。7月1日は第2回目の活動として、芽の観察や畑の除草作業を行いました。作業の後には初めての温泉で入浴し、お湯の熱さに驚きながらも日本の文化に触れる楽しい体験となったようです。
また、会津若松市の永和小学校では、5、6年生の英語の授業に留学生を派遣し、自国の歌や食べ物など文化を紹介する国際交流活動を行いました。この日、授業に参加したのは中国、ベトナム、スリランカ、アメリカ出身の留学生4名で、授業で学んだ英語のフレーズで一生懸命質問する小学生との会話も弾み、教室には楽しい笑い声が響いていました。
留学生との交流で初めは緊張気味の小学生も、すぐに打ち解けて外国の文化を積極的に学ぼうとする姿が見られれ、留学生にとっても地域に溶け込む貴重な経験になっています。会津大学は地域の国際交流活動に留学生の積極的な参加を呼びかけています。会津にいながら世界と触れ合う機会を作ってみませんか? 交流の希望は国際戦略本部(csip@u-aizu.ac.jp)までお問い合わせ下さい。
小学生と一緒にケナフの種まき(宮川小学校・左)、世界地図を広げて出身国を紹介(永和小学校・右)
[最終更新日]2011-07-19