「IT融合による新産業創出のための研究開発事業」キックオフ会議を会津大学で開催

kickoff04194月19日、「IT融合による新産業創出のための研究開発事業(産学官IT融合コンソーシアム拠点の整備)」の共同事業主体となるNTTデータ、東北大学、会津大学の関係者によるキックオフ会議が、会津大学を会場に行われました。
この事業では、東北・被災地区の復興支援に供する社会インフラ等の点検調査・診断評価を目的に、地域、研究者、行政が連携して相互に活用できる「共創型クラウド」を開発し、年度内に4つの分野で実証を行います。 今回、事業採択後初めて関係者が一同に会し、経済産業省の担当者を交えて「それぞれが有する知見を最大限に活用して、付加価値の高い研究開発を進める」ことについて認識を共有するとともに、今後の進め方などに関して意見交換が行われました。
同事業の中で会津大学は、道路損傷等のデータ収集における「道路画像解析システム」の研究と「共創型クラウド」の構築を担当します。さらに、今回開発する「共創型クラウド」のサーバー等は、会津大学が設立を計画している復興支援センター(仮称)の一部機能として先行的に設置されるもので、地域のIT企業への開発環境の提供などにより、IT関連産業の集積とIT人材育成を通じた雇用創出に貢献できるよう取組を進めていく予定です。

[最終更新日]2012-04-20