環境問題にもITを活用 ―ふくしま環境・エネルギーフェア―
10月2、3日に開催された「ふくしま環境・エネルギーフェア2010」で、会津大学はITを活用した地域環境の取り組みを紹介しました。
地球温暖化対策に意識を高めようと、ゴミの減量やリサイクルの推進、新エネルギー、省エネルギーに関する最新の技術やサービスを紹介するこのフェアに、環境負荷低減に取り組む企業や団体が出展。会津大学の展示ブースでは、CAIST/ARC-Environment(※1)の教員と学生が、会津地域の大気環境、水環境の問題にITで取り組む事例を来場者に説明しました。
CAIST/ARC-Environmentは、会津地域の局所気象予測、猪苗代湖の水送流シミュレーションから災害、汚染を予防し、自然環境の保全と生活環境の快適性向上を実現するための研究を続けています。会場には研究活動を紹介するパネル、シミュレーション映像のモニタを設置。佐藤雄平福島県知事もブースを訪れました。
研究活動をパネルで紹介(左)、気象センサで風速を観測する実験も人気(右)
[最終更新日]2010-11-01
- ※1 CAIST/ARC-Environment
- 先端情報科学研究センター(CAIST)環境情報科学クラスター(ARC-Environment)
自然環境科学と先端情報科学を融合した新しい環境インフォマティクス研究と環境予測技術開発を推進する。