磐城高校1年生、「理系の英語」を会津大学で研修
22日(木)、金子恵美子上級准教授(語学研究センター)が「English in Science」と題し、福島県立磐城高校1年生に講演を行いました。
文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定である磐城高校は、科学技術の分野で国際的な人材育成に取り組んでおり、昨年に続き、1年生が理数系分野に関する英語の読解と表現を学ぶため、会津大学を訪れました。
コンピュータの専門知識と徹底した英語教育が特色の会津大学で行われた研修は、金子上級准教授が英語で科学論文を読み、レポートを作成する技術として「理詰めで考える」ことの重要性を話し、簡単な英文を例に分かりやすく解説。午後は8名の会津大学教員がそれぞれの専門分野の魅力や未来の展望を紹介。将来の進路選択に役立てるため、エネルギー、宇宙、医療、ロボットなどの分野でコンピュータを応用した研究、グローバル社会を生きるために必要な異文化理解、学問の区分まで幅広いテーマの中から、生徒は希望の講義を受講しました。
大学進学とその先の就職までを視野に、高校生の早い段階から学問の知識に触れておくことが必要であり、どの分野でもグローバルな活躍を目指すには英語が不可欠になっています。教員の高い専門性と豊かな経験に基づいた講義は、生徒にとって今後の勉強の励みとなったようです。
分野別に行われた午後の講義の様子