科学技術に興味と関心を!

iwaki-ssh3文部科学省がスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定する福島県立磐城高等学校の1年生全員が11月30日(水)、会津大学で英語や数学、IT技術などに関する講義を受講しました。SSHは高校教育から先進的な理数系教育を実施し、将来を担う科学技術系の人材を育成する取り組みです。磐城高校は平成23年度にSSHの指定を受け、1、2年生を対象にSSH総合の時間を設定し、11月30日から3日間、最先端の科学技術教育と研究について理解を深めるため、県内の大学や企業を訪問しています。
コンピュータと英語教育を特色とする会津大学での研修テーマは「英語科学文献の読解」で、語学研究センターのWilliam Rozycki教授、金子恵美子准教授が「理系の英語(English in Science)」について、午後はクラスごとに最新のコンピュータ技術や数学的思考に関する9つのテーマで講義が行われました。外国人教員による講義は英語でしたが、大学レベルの内容にも真剣に耳を傾ける様子が見られました。この研修が理数系の学習意欲の向上に繋がることが期待されます。

【受講風景】

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「How we can describe and predict human behavior?」(Igor Lubashevskiy 教授)

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「画像処理が切り拓く未来:種々の研究デモ 」(矢口 勇一 助教)

【最終更新日】2011-12-09