2019年2月28日(木)から3月2日(土)まで、京都で開催された「ビッグデータおよびスマートコンピューティングに関するIEEE国際会議」(ICACT)(※1)で、本学ベン・アブデラゼク研究室(ICACT)(※2)に所属する博士課程3年生のThe H. Vu(テー フィ ヴー)さんが、準最優秀論文賞を受賞しました。

受賞した論文は「low-latency K-means based multicast routing algorithm and architecture for three-dimensional spiking neuromorphic chips」です。

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本論文は、スパイキングニューロモルフィックチップのための新しいマルチキャストルーティングアルゴリズムとアーキテクチャを提示しました。

提案したアルゴリズムはネットワークをバランスのとれたパーティションに分割するK-meansクラスタリング方式を採用することによって全体的なスパイキングニューラルネットワークシステムの輻輳を軽減します。

提案されたアプローチは、完全に統合されると、IoT、ロボット工学、そして人工装具に大きな影響を与えると予想されます。

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