新しい復興支援プロジェクトを展開
1月18日(金)、経済産業省の「産学連携イノベーション促進事業【復興枠】」に、会津大学の事業テーマ『クラウドを核とした先端IT研究と人材育成事業の有機的連携によるイノベーション創出』が採択されました。
これは、会津大学の先端情報技術を活かし、東日本大震災からの復興と発展に資する新産業の創出に向けた取り組みです。ICTを利活用したエネルギー管理・制御システムの構築、ビッグデータの分析による新たなビジネス展開などを視野に、関連する分野の著名な企業や地域と協力しながら研究を進めると共に、蓄積されたノウハウを大学の授業に取り入れるなど、研究の成果を教育の場にも速やかに反映させていくことを目指しています。学生には、この事業から生まれる技術やビジネスモデルの実証実験への参加を単位化するなど、身に付けたスキルの質を保証する制度も整えていく予定です。
社会のニーズに応える研究と、国内有数の企業と連携した実践プロジェクトから学ぶ教育。この2つの側面から戦略的に事業を展開し、被災地域の経済成長を実現する産業の中核技術の確立とICT人材の育成を通した復興の取り組みを続けていきます。
- 事業の実施には、以下の連携協定締結企業、大学発ベンチャー企業をはじめ、行政機関等と産学連携コンソーシアムを立ち上げ、ニーズの調査、アイデアの議論を活発に行っていきます。