2017年3月8日(水)、今年度末で退任する浅田智朗教授(マルチメディアシステム学講座)、兼本茂教授(コンピュータ産業学講座)による最終講義を開催しました。

 浅田教授は、1994年から会津大学で教鞭を執り、2002年から2006年にかけては学生部長を務めました。「宇宙(ほし)に魅せられて」をテーマとした講義では、宇宙研究の魅力、そこで得られた経験や成果を振り返る内容でした。

 兼本教授は、2005年からコンピュータ産業学講座の教授を務めました。2008年から2012年まで学生部長、2012年から2014年までコンピュータ理工学部長を歴任しました。最終講義のテーマは「研究者としての40年」で、前職時代からも含めて研究者として生きてきた経験を総括する内容でした。

 会場となった大講義室には教職員、在校生、卒業生らが集まり、研究の集大成ともいえる講義に耳を傾けていました。講義後の質疑応答では、東日本大震災に関する質問や、今後の技術への展望についても聞かれました。

 質疑応答の後は名誉教授称号、花束贈呈が行われました。長年の教員生活への感謝の言葉とともに、たくさんの花束が両先生に手渡されました。

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浅田教授(左)と兼本教授(右)

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