平成24年度博士学位論文発表会

平成24年度博士学位論文発表会が3月12日(火)に開催されました。
今年度は5名に博士(コンピュータ理工学)の学位が授与されます。博士後期課程において、指導教員の下で研究課題に取り組み、学位論文を完成させた4名と、必要な要件を満たした者が学力の確認と論文の審査に合格することにより学位が与えられる「論文博士」が1名となっており、論文博士の学位授与は会津大学大学院では初めてです。
発表は1人40分の持ち時間で、研究成果や今後の展望についての紹介、質疑応答の他、指導教員からのコメントがありました。
角山学長は「スマートフォンには新しいOSが搭載されるなど、技術者は常に新しい技術とその応用に関する深い知識が必要となる。博士の学位は研究生活の第一歩に過ぎず、更なる努力を期待する」と授与者を激励しました。

氏名論文タイトル
1 松本 和也 Design and Performance Optimization of Matrix Multiplication and Shortest-PathAlgorithms on Hybrid CPU/GPU Systems(CPU/GPU混在型システムにおける行列乗算と最短経路アルゴリズムの設計および性能最適化)
2 前田 多可雄 Construction Schemes of Zero Correlation Zone Sequence Sets(零相関ゾーン系列集合の構成スキーム)
3 唐 尊一 Dictionary Learning Algorithms for Sparse Representation of Signals(信号スパースのための辞書学習アルゴリズム)
4 菊地 伸治
Compensation Mechanisms in Transaction Processing for a Cloud Computing(クラウドコンピューティング環境におけるトランザクションの補償処理機構の研究)
5 曾 徳沢 Network Coding in Two-way Relay Networks and Delay Tolerant Networks(双方向中継ネットワークと遅延耐性ネットワークにおけるネットワークコーディグ)

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発表の様子