大学院生の研究に注目!

会津大学の大学院生がコンテストや学会で成果をあげています。

11月26日(土)、スマートフォンアプリやWebサービスの企画開発に関するアイディアを競う「ニフティWebコンテスト2011」に、コンピュータ理工学研究科博士前期課程2年の渡邉祐輔さん、吉田太志さんが参加しました。二人の作品『どこでもドライブ ~未来の車を先取り』は、「家にいながら世界中の道路をドライブできる!」をコンセプトに、MicrosoftのKinectセンサーとGoogleストリートビュー、Googleマップを組み合わせて開発したもので、ハンドルを操作するジェスチャや音声で運転モードが切り替えられるといった機能があります。この作品は「ビジネスの実現性が高いと評価されるビジネス賞の金賞と、来場者の投票から選ばれるオーディエンス賞の金賞を受賞。吉田さんはオーディエンスのフィードバックを基に、更なるサービスの改良を目指したいと話しています。

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作品のプレゼン(左)、懇親会で意見交換(右)

また、博士後期課程の黄銘さん(中国)も、IEEE Japan Chapter of Engineering in Medicine and Biology Society(※)が若手会員を対象とする論文コンペティションで特別賞(震災に伴う特別枠)を受賞しました。黄さんは、深部体温の計測に関する論文「Inverse Modeling for Heat Conduction Problem in Human Abdominal Phantom」でコンペティションに応募し、この研究について8月30日から米国ボストンで開催されたIEEE BMESの年次大会(EMBC'11)で発表を行いました。

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EMBC'11で発表する黄さん(左)、指導教員の陳上級准教授と(右)

IEEEの医用生体工学に関する専門部会で、この分野において世界最大規模を誇る。会員は世界97カ国、9,100名に及び、Japan Chapterはその日本支部。

[最終更新日]2011-12-20